皆さん、明けましておめでとうございます。

 

薬剤師国家試験目前ですね。

 

体調には十分留意して是非合格を勝ち取ってください。

 

しばらく公私ともに忙しく、ゴロの更新ができていませんでした。

久しぶりの更新になります。

今回はいつものゴロではなくアミノ酸20種の覚え方をご紹介します。

 

これは私が在学中に、20個ものアミノ酸構造式を

どうやって覚えようかと頭を悩ませて、

あーでもない、こーでもない

でようやく編み出した覚え方です。

 

まずは以下の画像を見てください。

 

 

 

 

 

 

 

画像が粗いかもしれませんが、何とか見れますかね。

あえてこのままにしているのは、これを見た方は

是非一度自分でこの画を見ながら書いて欲しいからです。

出来れば何度も書いてください。

といってもおそらく5回も書けば完全に頭に入ると思います。

 

アミノ酸20種は全く何の関連もない構造をしている

わけではなく、ある程度似通った構造をしています。

 

ということは、一つの系列として覚えるように

すれば覚える内容がぐっと少なくなり、

さらに忘れにくくなります。

 

この覚え方では、グリシンを起点として以下の

系列を作って分類しています。

 

 

 

 

Rが付加されるだけの系列

OH基を持つ系列

ベンゼンを持つ系列

Sを持つ系列

COOHを持つ系列

RCOOHを持つ系列

Nを持つ系列

 

系列がやや多いですが、COOHとRCOOHは

同じ系列として覚えてもいいかもしれません。

この辺りは、自分で書いて作るときに

自分なりのアレンジをすればよいと思います。

 

プロリンだけ系列に載せにくいので別枠でぽつーんと置いてあります。

これだけは個別に覚えましょう。

 

さらにチロシンからDOPAへの系列も覚えた方が良いです。

 

 

さらに補足として、1文字表記も覚えた方がいいです。

必須なんかに出しやすいところです。

一応ヒントみたいなものを書いておきますので参考に。

チロシン:Tが使われているので次の「Y」

トリプトファン:トリプルなのにダブル「W」!?

アスパラギン酸:Bは使われない。A、Cは使われているので次の「D」

アスパラギン:アスパラギ「N」

グルタミン酸:DにC1追加で次の「E」

グルタミン:キュウリの「Q」ちゃん、旨味(グルタミン)出てる

リシン:「K」これくらいは自力で。何の関連もないので逆に覚えやすいのでは?

そしてこういうのが問われやすいと思います。是非覚えておきましょう。

 

 

 

いかがでしょうか。

 

いまいち覚えきれてない方は是非試してみてください。

なおこの覚え方は紙面の都合上、一番下で紹介の書籍(薬知恵の和)には含まれていません。

 

某フリマ3サイトにおいては
【知恵の和2025年版】
として販売中の中に入っております。
これはゴロ文とキーワード、覚える語句を色分けし手書きで作成したもので、ゴロ文を黒、キーワードを青、覚える語句を赤で作成したものです。
キーワードと覚える語句は、ゴロ文の対応する場所に縦書きで記述し、視覚的にも見やすくまた、赤シートで隠して覚えることも出来るように作成しています。
またこの構造から余白が十分にあり、自分なりのコメントも書き込めます。
さらに手書きという自由度の高さを生かして、今回のアミノ酸20種の覚え方のようなゴロではないけれども覚え方のコツも記載しています。
良ければ是非覗いてみてください。


 

みなさんお正月返上で勉強されていると思います。

もう少しです。

最後まで諦めずに頑張ってください。

 

 

 

書籍出版しました。
薬剤師国家試験対策ゴロ集です。

 

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