こんにちは
ママになってよかった。を伝えたい
子育てコーチ武田千晴です。
昨夜の話なんですけど、
「聞く」を知っていてよかったなぁ、という出来事がありました。
息子が習い事から帰ってくるなり、怒って泣きだしたんです。
本人なりに、先生に、勘違いされたと感じて、認めてもらえてないと感じて、
悔しくて、悲しくて、めちゃくちゃ怒りながら、帰ってきたみたいで、
帰ってきてわたしの顔を見るなり、あふれだした感じでした。
わたしは、びっくりして、「どうしたの？」と言いながらも、
わたしのこころは動揺して、同じように泣きたくなっていました。
でも、わたしに伝えようとする息子を見ながら、ただただ、
「そっか。そっか。」「うん。うん。そうだったんだ。」
と聞き、
もどかしい彼の気持ちを何とかしてやりたくて、
気持ちの代弁をするように、
「悔しかったんだね。」「やってるところを見てほしかったんだね。」
と言って、息子がそれに「うん。」というと、ちょっとホッとしながら、
あとは、なでなでしてあげるしか、できませんでした。
こんな時に、息子の好きなおかずが少ないことを残念に思いながら、
大好きな納豆があったのを思い出しながら、落ち着くのを待っていました。
息子は怒りながらも、どんどん次の行動をしようとしているので、
こちらも夕食を配膳し始めて、納豆を息子にだけあげて、
「ほら、今日は好きなおかずが少ないから、納豆でも食べな。」
とか言って、息子は食べながらどんどん元通りになっていきました。
わたしも同時に、ホッとしました。
食べ終わる頃には、もう息子は明日の漢字テストがどうとか、
プールの準備がどうとか、話しだして、気持ちに折り合いがついていったようです。
わたしがしたことは、できたことは、
そーか、そーか。と聞き、
時々気持ちの代弁をしてやり、
なでなでして。
大好きな納豆をプラスして出してあげたこと。
それで、息子は怒りや悔しさや悲しさを感じて、戻ってきた。
つい、気持ちをどうにかしてやりたいと思うのだけれど、
こればっかりは、蓋をすることも、感じないようにすることもできないし、代わってやることもできない。
オロオロしながら、息子が感じていることを、見守るだけ。
ちょっと切ない。
本当に親ができることは少ないよね。
こんなことを知らなければ、
多分、オロオロして、余計なことをいっぱい言っていたと思います。
大丈夫？そんなときもあるさ。
それはひどい！泣かないで。怒ることじゃないじゃない。
がんばれ！ちゃんと言ったらいいのに。
あんたがしっかりしないから。
etc.
でも、もうこれらの言葉で子どもが元気を取り戻したりはしないし、
かえって、心を閉ざしてしまうことは、
今は痛いほど、わかる。
だから、本当に、親にできることは少ない。
と、言うことは、
子どもには力がある、ということをまざまざと感じました。
子どもを信じるとか、見守るって、言葉ではわかっているけど、
本当は、だいぶしんどい。笑
こちらのオロオロを抱えながら、
子どもへは信頼のまなざしを送り続けるのだから。
お母さんになってよかったよ。
オロオロしたって、望んでいることはただ一つで、
心健やかに、笑顔でいてほしいって思える相手がこの地球上にいるって思えることが
ありがたくって、幸せなことだと思うから。
ただ、それだけだから。
ただ、それだけを感じられるなんて、ママになったからだよね。
では、また。
ひとつひとつ自分を見つけながら
歩くことができるようになりました。
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インストラクター武田千晴でした。
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