会報誌 静岡・地域づくりネット第22号(令和8年6月3日)
あいさつ 理事長 和田直隆 石垣理事長を引継ぎ、理事長を務めることになりました和田直隆です。日頃より当研究会の活動に深いご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。 当研究会は、長年にわたり建設行政に携わってきた多くの会員により構成されています。各会員は、これまでの経験で培った豊富な知識や技術を最大限に活かし、安全・安心な郷土の地域づくりのお役に立つことを目標に日々活動に取り組んでいます。令和8年度は会員数が110名を超えることなり、ますます充実した活動が展開できるものと期待しています。 当研究会の主な活動に「安全・安心の防災エキスパート活動」があります。幸いにも令和7年度は県内に甚大な災害被害はありませんでしたが、近年の猛暑や集中豪雨に象徴される自然環境の変化は確実に感じられるところであり、災害に対する備えをおろそかにすることはできません。令和8年4月16日には熊本地震の本震から10年が経過しました。被災された地元の方々にとっては大きな節目となる10年です。熊本地震は、観測史上初めて2度の最大震度7の揺れに襲われるなど、それまでの常識を覆す大きな災害でした。私たちが様々な災害から何を学び、どう活かしてきたかを今一度振り返り、今後の災害対策の教訓としていく必要があります。当研究会におきましては、本年3月に静岡県との間で締結されている「静岡県防災エキスパートの活用に関する協定書」の改訂を行い、より広域な災害にも対応できるよう内容の強化を図りました。引き続き初心を忘れずに活動の充実に努めてまいります。 建設人材の育成支援に関することも当研究会の活動の1つとなります。自治体の土木職員は深刻な採用難に直面しており、現役世代は限られた人員で多忙な業務に取り組んでいます。 高校野球の話ではありますが、今春の選抜高校野球大会から指名打者(DH)制が採用されました。当然ながら得点力のアップが予想されたところでしたが、実際には意外にも総得点が大きく減少したそうです。これは打線の強化よりも、投手が投球に専念できたことでスタミナや集中力が維持された効果が上回ったことによるものと分析されています。加えて、打つのが得意な子、足の速い子、バントがうまい子などいろいろな子にチャンスが増えることになりました。 当研究会にも、河川が得意なおじさん、砂防が得意なおじさん、道路、港湾が得意なおじさん等々の多様な人材が揃っておりますので、我々がDHの役割を果たすことで、現役世代のエースたちが大きく成長・活躍できるよう支援してまいりたいと考えております。 当研究会といたしましては、県や市町の皆様との円滑なコミュニケーションを図りながら、安全で安心できる地域づくりを目指し活動してまいりますので、引き続き厚いご支援とご協力をお願い申し上げます。《令和8年度会報はこちらをクリック》