皆さんこんにちは!
さて、NHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』、今月から始まりましたね!
仕掛人も、上白石萌音さん演じる「安子」に、朝から元気をもらっています。
幸せも束の間、ストーリーは戦時中に入ってしまいました。これからの展開、どうなるのでしょうか?
さて、今日は、そんな『カムカムエヴリバディ』でも登場した、滋賀県の「豊郷小学校旧校舎群」をご案内します。
この建物、そうです、「安子」が、松村北斗さん演じる「稔」を見送りに行った「岡山駅」ですね!
実は岡山県ではなく、滋賀県の豊郷町にあります。
昭和初期に建築家ウィリアム・ヴォーリズの設計で建てられ、現在は国の登録有形文化財に指定されているという、由緒ある建築物なんです。
校門。重厚な作りで、しぜんと厳かな気持ちになりますね!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211123/07/chiiki-media/5e/08/j/o0607108015035709985.jpg?caw=800)
旧校舎は、講堂内など一部は中に入って見学することもできます。
この豊郷小学校は、アニメ『けいおん!』の舞台、「桜が丘高等学校」のモデルとなった(と言われる)場所と
しても知られていて、ファン向けの展示なども行われています。
その他、数々の映画やドラマのロケ地としても利用されており、朝ドラでは『べっぴんさん』、『おちょやん』、
映画では『君の膵臓をたべたい』、『だいじょうぶ3組』などでも、それぞれ重要なシーンに登場していました。
ヴォーリズ設計の建物は他にもありまして、お隣の近江八幡市には、旧郵便局や現役の教会などもあります。
さて、この滋賀県の豊郷町は、このように歴史のある町で、旧中山道沿いにあって、古くは近江商人の活躍した土地としても知られています。
「豊郷小学校旧校舎群」から旧中山道沿いを少し歩くと、「伊藤忠兵衛旧邸」があります。
そうです、今の「伊藤忠商事」の礎を作った人物ですね。