体に痛みがあるとき
わざわざ
痛いところを動かしてみて
痛みがあることを何度も確認する
これは人類の癖なのだろうか…
「腰が痛いとき」
腰が痛くて
…起き上がれない
腰が痛くて
…立ち上がれない
痛いときには
“痛い動きや捻りは回避して”
痛みの出ないような動き
体幹を丸太のようにコロコロさせて
寝返り、起き上がる
立ち上がるときに痛いのは
大抵
体幹を前傾させるとき。
〝痛い動きや捻りは回避して〟
体幹を浅く座らせて
踵は手前に引いて
なるべく脚の力だけで真上に立ち上がる
脚の力が弱い場合は
より高い座面に座ること
立ち上がる時に、手も補助する。
座面ないしは自身の太ももを押しながら脚の力を補ってあげる(登坂性起立)
運動学では
立ち上がりは
①体幹を前傾させ
自身の頭が膝より前に出て
同時にお尻がちょっと浮かせられる
②体を天井の方向へ伸ばす
この①②の動作で成り立っている
膝と頭の位置関係が違っていたり、
そのタイミングでお尻が浮かせられなかったり
伸ばす力が弱ければ
立ち上がることができない。
だから
これらのポイントを補うように
ポジションを変えたり
環境設定することが大切
腰が痛いときは
痛みを回避しながら動いてみる
痛みが軽減してきたら
少しづつ動かしてみよう