見えてないけど、見えるもの

【自分を知る】

自分を知ると、目の前の現実って変わります。
自分で変えて、望むような人生創っていけます。

自分を知るためにできるあれこれ。を

手を変え品を変え、お伝えしていくブログです。

我が家は、２週間後に引っ越しをします。

と言っても、子どもの校区内なので

移動、って感じですが。

引っ越しに伴い、向き合わざるを得ないのが

物・物・物

出来る限り、不要な物は手放そうとしています。

いらない物に、囲まれて生活するのやだからね。

断捨離ですね。

過去の自分には必要だったけど

今の自分には、必要のないもの。

５年間、今の家に住まわせてもらってると

そういったものがたくさんあふれかえってます。

そんなこと言いながら、

「これは置いておこ」

「いつか使うかも」

「捨てるのは、無理やわ」

と言って、また使わない物を

段ボールに詰めていくのです。

こんなんとかｗ

例えば

５年前に亡くなった、おじいちゃんが使っていたマフラー。

キレイなのが多くて

母から「使って～」とかなんとか言われながら

我が家に届いたもの。

３本もある！

FENDIの臙脂の素敵なもの

手触りのいい、水色とグレーが混じったもの

少し短いけど、セリーヌのカシミヤのもの

どれも、いい物なんだけどね。

このうち、よく使っているのは１本。

でも、あと二本、捨てられない。

それは。

マフラーの向こう側に、色んな顔が見えるから。

このマフラー巻いて

グレーのコート来てるおじいちゃんの顔。

横にいる、まっしろな頭のおばあちゃん。

マフラー使うわって言った時の、喜んだ母。

いい物だから、もったいないやんって私の気持ち。

そんなみんなの姿が見えて来るもんだから

それを、自分の中から捨ててしまうような気がして

なんか、寂しくなっちゃうのですよね～

もう思い出が絡むのが一番、ダメね。

あと、「もったいない」ね。

「もったいない」も根強いな～

でもさ、このマフラー一本手放したところで

おじいちゃんやおばあちゃんとの

思い出がなくなるわけじゃないし

二人を捨てるわけでもないしねｗ

母は、私にマフラーを手渡した時に

自分が捨てなくていい喜びもあっただろうし。

そもそも、母を喜ばすために

マフラー使いたいわけじゃないし。

あ、気持ちの底には。

おじぃおばぁを大事にしてる私❤っていう

自己満足な気持ちもあったかも。

そういう自分が好き。みたいな。

書いてて恥ずかしいけどね。

でも、そんな風に思うんだから、しゃーない。

これが、私だもんね。

しゃーない。

普段は自分でも見えない気持ちが見えるのは

今回みたいに、物を通したり

いつもと違う出来事があったりするとき。

ほんと、一つの物を通して

いろーーーーんなことが見える。

なんてことを、うだうだ書いてると、

あぁ、もうあのマフラー捨てよ。

って気持ちになってきました。

目の前の

「モノ」は関係ないことがほとんどだ。

今回は、対　モノ

だけど

人とも同じことですね。

目の前の「問題だ～！」って騒いでる事には

大して意味はなくて

その「問題」の向こう側に、なにがあるのか？

だけです。

んじゃね。

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