ペットとなった猫や犬は、人類に自分を世話させています。
人口が増えればペットの猫も犬も増えます。
寿命も長くなり、お墓さえ作ってもらえます。
(世界人口白書2020)より
2020年の世界人口:77億9500万人で、昨年に比べ8000万人増加。
世界の人口の伸びのグラフは以下のホームページにあります。
(世界人口の推移グラフ(日本語))
20世紀に入ると人口は急激に増加。
人口があまりに早く増加(人口爆発)したため、爆発によって生じた様々な問題を解決するには時間が足りませんでした。
この膨大に増えた人類を利用して自分の子孫を増やす戦略をとった生物もいます。
逆に、その戦略を取らなかった生物もいましたが、その生物は滅んでいきました。
最近の例で言えば、新型コロナの世界的流行と変異があります。
やがて、新型コロナは普通の風邪のようになって人類と共存するでしょう。
そうなると、新型コロナウイルスは、滅亡する動物では到底達成できない数の子孫を人類の中で生存させるでしょう。
ウィルスを生物と言えるかどうかは疑問ではありますが・・・。
例えば、チューリップもそうです。
人間が栽培しなければ、チューリップはこんなに大量の種は残せません。
人間はチューリップを食べるわけでもありません。
チューリップは人間に見られる以外なにもありません。
チューリップが大量に栽培されている理由は、チューリップの美しさを人間が感じているからです。
今の時代、チューリップが増殖するのに役立っているのは、蝶やハチといった虫の働きではなく、人間の働きが最も大きいです。
チューリップは人間のために美しく花をさかせます。
以前、私は、「24.ナゼ花は美しいのか・・・絵の進歩(絵の起源(7))」に、次のように書きました。
「植物は自分がキレイだと思う花を準備し、ハチやチョウも自分でキレイだと感じるところに近づいていきます。それを外から観察して、「花が美しいのは、ハチやチョウを呼び込むため。」と思うのです。
しかし、別の見方で、植物とハチやチョウは花をキレイと感じる共通の感覚を持っていると想定してもおかしくはありません。
蜜を吸いに来る鳥、花を食べるリクガメにも同様に花をキレイと感じる感覚があると思います。
人間は自分が花を眺めてキレイだと感じているのですから、植物、ハチやチョウ、リクガメ、鳥と同様に花をキレイだと感じる感覚があると思います。
しかし、人間が(美しい)と感じる感覚と、植物が感じる(美しい)という感覚は同じわけがない、違うハズであると思います。」
https://ameblo.jp/chii00ringo/entry-12345752107.html
アニメ「岸辺露伴は動かない」の六壁坂の妖怪は、人間に世話をしてもらいながら、子孫を増やしています。
しかも、人間はその妖怪を世話することに喜びを感じています。
ここまで、書いてきて、目の前のネットにつないでいるパソコンはなんだろうと思ってしまいました。
パソコンは、妖怪が取り憑いたように、いつも私に世話をさせます。
しばらく考えていて、日本が存続する道もこの方向かなと思いました。
(美しい)をキーワードに日本を整備したら、外国の人は日本を滅ぼしたら、美しい日本に来ることができなくなるので、日本を滅ぼさないようにするのではないかと期待します。
特徴のない日本が生き延びる可能性は少ないと思います。
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