無作法な人 | My intractable disease - Chiari malformation & Syringomyelia (キアリ奇形と脊髄空洞症)

My intractable disease - Chiari malformation & Syringomyelia (キアリ奇形と脊髄空洞症)

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こちらは病気の経験が誰かの役にたてばと思い立ち上げました。
一通り書いたら更新はなくなるかもしれません。

4月5月の通院が主治医の指示でキャンセルとなり今月来月は通院が立て込んでいます。

 

先日、1週間前に行った病院とは別の病院へ行ってきました。

 

元々は大きな病院の先生だった主治医。

主治医は私の先天性疾患の専門医。

だけど主治医はちょっと性格に少々難ありで元の病院で少し煙たがられていたようで(入院中のほかの先生の態度や主治医が大きな病院を辞める時のお知らせ的なお手紙で恨みつらみがつらつら書いてありました)この病院に。

この病院は一応その部位に特化した専門病院だけど患者さんの9割以上がお年寄りで印象はお年寄りが集まる地域の病院といった感じ。

(20~40代は主治医の患者さんで同じ病気と思われる方のみ)

病棟もお年寄りが多い病院によくある汚物のにおいがする。

 

ただ外来は新しく綺麗だし何度かしか会ったことないけど院長先生はとても優しくユーモアがある先生。

 

 

そんな病院で待合室で診察を待っていた時のこと。

中規模病院だから待合室は小さいけどソーシャルディスタンスのためかいくつかの椅子には小さな置物が置かれ注意書きがされていてそれ以外のところは患者さんがいて まあまあ混んでいる状態。

(席を空けても前後は1mも離れられず)

 

同じ病気の家族と一緒に待合室の椅子に座って待っていました。

 

斜め後ろには靴を脱ぎ、足を片方の膝に乗せこちらに足の裏を向けた状態で座る男性(70代前半くらい)。

その態度はものすごく横柄。

でも混雑状況からそれ以上離れることもできずにいました。

 

しばらくして待合室の人も少なくなってきたころ、その男性は咳をゴホッゴホッとしました。

マスクをしていたものの手などでカバーをすることもなく こちらを向いて…

コロナじゃなくても不快な行為。

まだ人がいない方(反対側は壁)を向いてやるならまだしも  こちらを向いてゴホッゴホッと。

このコロナ渦で誰もが敏感になっているのに咳マナーも守らず横柄な態度で待合室にいる。

 

もちろん、席を動きました。

とはいってもそれほど遠くに行けたわけでもなく一つずれるのが精一杯。

 

すると…大きな声で『気になるなら遠くに行け!』と。

移動できるならしたいけどそれ以上は無理だったし構いたくないので無視しましたが。

 

 

 

コロナが流行っているとかいないとかじゃなく、やはりマナーはマナー。

コロナに関係なくここ何年も口をカバーすることなく 人がいる方向に気にすることもなく くしゃみや咳を平気でする人が老若男女増えてきて気になっていましたが いくらマスクをしていても くしゃみや咳が出るときは人のいない方を向いたり口をカバーする癖は最低限のマナーとして持っていてほしいもの。

(今は腕などでカバーするようにということですけど 小さいころから身についていれば反射的にカバーするように癖がついていると思う)

コロナが流行る前からくしゃみや咳は何mも飛散するなんて言われているし感染症が流行ってなくても他人の咳やくしゃみを被るのは誰もが不快だと思います。

ましてや今はマスクをしていても正しく装着されていなければこれだけ飛びますなんて情報もテレビでやっているんだし…

 

 


なのに くしゃみや咳の時に口をカバーする(最低でも人がいない方を向くとか)というのが身についていない無作法な人。

コロナ渦で みんなが敏感になっているのに自分の行為を『失礼(しました)』と謝れない…

おじいさんになっても相手(他人)に対しての礼儀や作法を学んでないという情けない年の取り方をした男性。

 

マスクをしていたって気にせず咳やくしゃみをあらゆる方面に向かってやっていい訳じゃない。

 

コロナに関係なく礼儀作法は気を付けてほしいもの。

 

こういう高齢者には なりたくないなと学んだ時間でした。