西洋版画を視る ―リトグラフ:石版からひろがるイメージ | 東京狂人日記

西洋版画を視る ―リトグラフ:石版からひろがるイメージ

今日は国立西洋美術館の常設展が"Kawasaki Free Sunday"でたタダった。朝から小雨が降る天気だったが、そんなことは気にならない。「ダダ」より強いもの*はほとんどないのだ。

 


先月もそう言って無料観覧したのだが、その時は藍色の部屋**(版画素描展示室)が閉まっていた。今月は小企画展「西洋版画を視る―リトグラフ:石版からひろがるイメージ」があったのでそれを中心に見た。

 

 

やや狭いけれども狂人のワンルームよりは広そうな展示室内には、ビシビシと細部を描き込んだ白黒版画とポップな多色刷りポスターなどが飾られている。また、リトグラフという印刷方法を説明する展示もあって興味深い。

白黒

 

多色

「リトグラフ」が何であるかわかっていない***狂人みたいな「にわかファン」には結構お勧めだ。

…2024/09/01まで。

 

合掌

 

*ダダに勝てるのはウルトラマンくらいしかないw

**窓のない小さめの部屋で、壁が藍色に塗られている。昔は「水色の部屋」だったが、数年前に壁の色が変わった。なお写真だけ見ると客がいないように見えるが、ちゃんと客はいる。

***かく言う狂人も「リトグラフ」と「リソグラフ」の区別がよくわかっていないw