丸紅ギャラリー「和フリカ ―第三の美意識を求めて―」 | 東京狂人日記

丸紅ギャラリー「和フリカ ―第三の美意識を求めて―」

今日は竹橋にある「丸紅ギャラリー」の展覧会「和フリカ ―第三の美意識を求めて―」に行った。

 

丸紅は昭和の昔から「信義に悖る行為が多い芯からダーティーな会社」という悪評*があるが、この展示は本当に素晴らしかった。

作者のセルジュ・ムアング氏はカメルーンからフランスに移住した人で、数年間日本に滞在した経験をもとにアフリカと日本の素材やモチーフを合わせた「Wafrica」というジャンルを作り始めた人だそうだ。

 

素晴らしい作品は幾つもあったのだが、一番心に残ったのは「セブン・シスターズ」という立体的な作品だ。

セブン・シスターズ(部分)

素材やデザインはアフリカ産なのだが、髪型とか簪とか着物のデザインが四国かどこかの浄瑠璃人形のようで観覧の足が止まったw

たぶん彼の作品は日本とアフリカのアートを単にミックスするのではなく、2つを組み合わせて上方向に「止揚」とか「昇華」させているんだと思う。だから日本に限らずさまざまな国で受け入れられているのだろう。

 

…この展示は2024/06/08まで。

入場料は500円だが、和服や世界の民族衣装を着て行けばたダダ!

 

異常

 

*あくまで個人の感想です。感じ方には個人差があります。

ただ本件に関してはロッキード事件や狂人の複数の実体験だけでなく狂人が昔勤めていた某社の役員、上司、元同僚の父など複数のソースがある。狂人元上司のK分氏は彼等の行為を「営業の暴走を本社が抑えられない社風」と分析している。