突然思い出した新卒サラリーマン時代の話 | 東京狂人日記

突然思い出した新卒サラリーマン時代の話

狂人は放漫経営で2009年に資金繰りが破綻した某VCの新卒一期生だ。その会社は当時証券四社+大手都銀*でいろいろやっちまったために出向せざるを得なくなった**から送り込まれた50代後半の出向者十数名が新卒社員と中途採用の社員に乗っかっていたいびつな会社だった。そんな中狂人も投資先を見つける営業をしていたのだが、それが成功しないまま1年でファンド運営&設立(金集め)の部門に移ることになった。移動の直前、直属の上司だったK分部長***に赤坂のサントリーでお酒を飲ませてもらったのだが、その時こんな話をされた。

K「ビジネスマンに必要なことは何だと思う?」

狂「人をえり好みしないことだと思います。就職前に読んだムツゴロウ*4の本に書いてありました。」

K「それもそうだけど、一番必要なのは『品性』だと思うんだ。」

画像はイメージです

 

それから焼く約35年が経ったが、残念なことに狂人は一流のビジネスマンにはなれなかった。たぶん品性が足りなかったのだろうが、気違いだから仕方ないw

…今後も東京狂人の七転八倒にご期待下さい。

 

異常

 

 

*野村證券、大和証券、日興證券、山一證券の4社。なお山一證券は「飛ばし」などのヤバイおいたが過ぎたため1997年に崩壊自主廃業した。

**全員がそういう人ではなく、激務で無理がきかなくなった有能な人なども含まれていた。

***某社役員になった後独立し、新しいVCを2社くらい設立している。

***小説家の畑正憲氏の愛称。彼は動物愛好家や雀豪としても知られていた。