二月の楽しみ…と突然思い出したポルトガルの話 | 東京狂人日記

二月の楽しみ…と突然思い出したポルトガルの話

狂人は某半島出身なので、子供のころから海産物をよく食べている。そのせいか、安い外食店で供される「紙のようにペラペラな中国産乾燥ワカメ」はどうも好きになれない。だから毎年この時期は、柔らかくて弾力のある国産新ワカメが出回るのを心待ちにしている。

今年も赤札堂で三陸産ワカメ100g77円(税別)の特売があったので、一番小さいパックを買った。ワカメは消費期限一日前くらいに悪くなることがあるからだ。 *

今回はいつものめんつゆ+酢+鰹節ではなく、塩+酢+オリーブ油+めんつゆで食べた。歯ごたえのある茎の部分が特にうまい。

…↑の話とはほとんど関係ない話だが、これを食べていたら2018年のイベリア半島旅行のことを突然思い出した。 (過去記事☆葡萄第牙一天

スペインからポルトガルにバスで入国した晩、狂人はポルト(ポルトガル第二の都市)の住宅街にある食堂で夕食を摂った。言葉があまりわからないので適当に選んだメニューは「ポークソテー定食☆大皿スープ付き」みたいなものだった。

「ポルトガルのスープはどこでもおいしい」というネットの噂があったが、たぶん本当だ。

真ん中に埋まっているのがポークソテーで、主食?は何故かパンではなくライスとポテト。そして後から持って来られたのは塩+酢+オリーブ油だ。何語だか覚えていないが「サラダにかけてねドキドキ」みたいなことを言われたと思った。
「ちょwそれドレッシングじゃなくて原料やwww」と思ったが、この近隣のご家庭ではたぶんそれが普通なんだろう。**

因みに味は昭和の洋食のようで美味しく完食した。コロナ禍が収束して格安国際線が飛ぶようになったら、またポルトガルに行きたい。

合掌

 


※ポルトガルでは上手に英語を話す人が多かった。なおポルトガル語とスペイン語は同じラテン系なのでスペイン語も理解してくれるが、話してくれるのはだいたい10秒間くらいで、そこから先はポルトガル語に戻ってしまう。そりゃ狂人だって「関西弁で喋って」と言われたら10秒くらいしか持たないお。

*赤札堂の食材はだいたい消費期限翌朝までは余裕でおkなのだが、生ワカメだけはどうも例外のようだ。
**同じイベリア半島でもフランスに近いカタルーニャではドレッシングっぽいものがかかっていたような気がする。