一番人気受難のGⅠ!マイルチャンピオンシップ | 伝説の予想家大川慶次郎流~競馬予想 徹底検証!「勝ち馬」推考ブログ

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グランアレグリアが登場。
若駒時は強さと脆さを感じさせる馬だったが、昨年暮れからのパフォーマンスは目を見張るものがある。早め先頭から突き放した阪神カップ、猛烈な追い込みも負けて強しの高松宮記念、熱発明けにも関わらず女王アーモンドアイを下した安田記念、ほぼ最後方から直線だけで差し切ったスプリンターズステークスと、一戦ごとに強さを見せつけている。



今回も圧倒的一番人気が予想させるのだが、近年のマイルチャンピオンシップでは不吉な傾向がある。一番人気馬が過去10年勝っていないのである。連対も僅か3頭と一番人気受難のレースとなっている。それでも過去は設立後11年連続で一番人気が連対していたのだが、短距離馬のレベルが上がったのかレース傾向が変わったのか、グランアレグリアにとっては嫌なデータである。


そして大穴馬の激走があるレースとしても記憶にある方も多いのでは?古くはメイショウテゾロの大駆け、芝未勝利のアグネスデジタル、近年はエーシンフォワードなど二桁人気馬があっと驚かせるGⅠである。


今回も京都競馬場改修のため阪神1600Mでの施行。同コースはグランアレグリアにとって桜花賞でも勝利したコースである。朝日杯フューチュリティステークス、NHKマイルカップでの敗戦を見る限り、最終コーナーで外をスムーズに回りながら早め先頭というのが最も良い戦法のようである。小細工なしのスピード勝負で圧倒できそう。故に敵はありあまるスピードであり、マイルのペースに掛かってしまうことくらいか。


対するサリオス。彼にとっての不幸はコントレイルと同じ世代に生まれたことか。もしコントレイルがいなければ…と感じさせた春二戦から、前走毎日王冠では難なく古馬を撃破した。元々マイルチャンピオンシップへの出走が流動的だったのだが、この参戦は世代レベルをはかる上でも重要な一戦である。グランアレグリアとは対照的な重厚感ある配合・レース振りであり、二度彼女を負かしたアドマイヤマーズのようなレースができれば面白い。


前年覇者インディチャンプはスプリンターズステークスを回避しての参戦。臨戦過程は昨年を下回るも、大一番での強さはトップクラスである。落鉄の影響があった安田記念は参考外、まだまだ見限れない存在。


同じく昨年マイルで活躍のアドマイヤマーズやスピード豊かなレシステンシアも参戦。グランアレグリア一強ムードを打破すべく、個性豊かな好メンバーが集うレースとなる。
 

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