最近わたしは、占星術を学びはじめたんですね。
占星術といっても星占いとかではなくて、惑星の方に興味があって、それを調べている感じです。
占星術にも色々とありますが、RYCメソッドで伝えていることと似ているなぁと感じたことを少し書いてみます。
占星術に詳しい方からすると
「ちょっと違うよ」という捉え方かもしれませんが、学びはじめということでご容赦くださいね。
似ているな、と感じたところは、
「色んな角度から物事をみる」
ということです。
天動説と地動説ってありますよね。
天動説は、地球は宇宙の中心にあり静止していて、全ての天体は地球の周りを周っている
地動説は、宇宙の中心は太陽で、地球はその周りを周っている
というものです。
ガリレオ・ガリレイの発見は、科学的にみれば正しいのだと思います。
これが間違っていると言いたい訳ではないんですね。
ですが、古代から続いてきた占星術の
「地球を中心に宇宙がある」という説は、
わたしたちが自由になる手段
を教えてくれているように感じました。
占星術の世界では、
太陽は自我を、月が潜在意識を象徴しているらしく、
ここがまた、潜在意識と繋がっていて面白く感じたところなのですが、地動説で捉えた場合、
私が世界の中心であり、私を中心にして世界が周っている
ということになるのです。
自我は自分の肉体の中にあって、その自分の周りに他人が現れたり、何か出来ごとが起こったり、自分が見ている世界があると認識しているわけです。
ですが、潜在意識のことを学んでいると、
自分が認識している世界が全てではない
ということがよく分かります。
私たちは、自分と他人を区別する思考回路に慣れきってしまっていますよね。
もちろん、私もそうでが、それ以外の命の在り方もあると思うのです。
それは、古代から続く
「地球を中心に宇宙がある」
という捉え方をすることでも見えてきます。
占星術で主に使われる7つの惑星で例えれば、
それは、太陽としての目線だけでなく、
水星の情報や知性としての目線だったり、
金星の美や愛としての目線だったり、
土星の時間や成長の目線だったり、
火星の戦いの目線だったり、
木星の豊かさや発展の目線だったり、
色んな目線で地球を見て、
また、地球からも見ることが出来るんです。
地動説で捉えた
「私(太陽)という感覚から世界を見る」
という限られた自我から抜け出して、
「世界をどこから見るか」
その観点を変えるだけで、こんなにも見える世界が変わるのだという面白さに気づけます。
これはどちらか一方だけではダメで、
太陽を中心とした物の見方と、地球を中心とした物の見方、両方あるし、両方大切なんですね。
この感覚は、社会が変わってきている今だからこそ必要な感覚のだと思うのです。
これは、RYC®︎メソッドでもお伝えしていることで、
いろんな角度から物事見れるようになることが大切で、そのために潜在意識も顕在意識も両方大事なんです。
あらゆる角度から物事が見れるようになるのが大事なのは、
自分が捕らわれているものから抜け出して、自由になれるからです。
「みる」という言葉には、「見る」「観る」「視る」「診る」「看る」「覧る」と、沢山の漢字がありますよね。
それは、
ひとつの情報や概念を、単独でみても本質は見抜けない
から沢山の見方が必要なのだと思うのです。
潜在意識を学んだことで、許せたり癒されたりされた方もいらっしゃると思います。
わたしもたくさんの恩恵を受けて来ました。
ですが、潜在意識での学びをメンタルケアーで留めてしまうのはもったいないと思うのです。
RYC®︎でお伝えしていることは、もっと能動的に世界の見方を変えるパワーのあるロジックです。
ガリレオが地動説を発見したとき、衝撃が走ったように、
科学の世界では、技術がどんどん進めば、どんどん新しいことが発見されることはよくあることですよね。
それと同じで、これまで正しいと思われてきたことが、全く逆の方向にひっくり変えるということが、潜在意識を学んでいても起るのです。
それが「人生の面白さ」でもあります。
そんな生きる叡智を広げていきたいと思っています。
(土曜日開催)
1回目 10月20日(土)
3回目 12月15日(土)
1回目 11月 1日(木)
3回目 12月20日(木)
13:15~18:00
受講料:88,000円(税込)
初級講座受講者・・・68,000円(税込)
再受講・・・48,000円(税込)