2017年の記事ですが、伊勢崎賢治さんが今もリツイートされ、講演やインタビューで語られている「新9条提案」が、分かりやすくまとめられているのでシェア。
改憲はどんな改憲もダメという思考停止の人たちは、伊勢崎さん提案の9条にも「その手段として、一切の武力による威嚇又は武力の行使を永久に放棄する」という文言があり、現9条よりももっと強力な専守防衛であることを読んでいないのではないでしょうか。
※元記事で引用されているリンク先の通販生活の記事はリンク切れになっているので、アーカイブのリンクを貼っておきます。
ついでなので、記事タイトルと伊勢崎さんの写真、新9条提案もキャプチャを貼っておきます。
内容や背景をよく知りもせず9条死守、改憲反対を唱える人が多いですが(私もどっちかというとそっちでした)、自衛隊の海外派遣が始まってからは、事態は大きく変わっています。戦地で軍隊の指揮もしてきて、国際条約に詳しく、安全保障の専門家でもある伊勢崎さんが語ることに耳を傾けなければ、地位協定の改定すらできません。
孫崎享氏や矢部宏治氏の著書で、密約や日米地位協定の正体を知ったら、何から手を付けるのが効果的なのか。伊勢崎氏の話を聞く必要があると私は思います。
Kindleで読める『テロリストは日本の「何」を見ているのか 無限テロリズムと日本人』。ライターの高木真明さんの発案で、9条問題からアメリカの軍事戦略に渡って伊勢崎氏にインタビューされた内容をまとめられてできた本。これ一冊で他の著書にも出てくるトピックの骨子がかなり網羅されているのでオススメです。スマホやPCで無料Kindleアプリで読めるので、ぜひご一読ください。