ガンは5年以内に日本から消える! ー症状を抑える「対症療法」から原因を治す「原因療法」へ」という本が、Facebookで何度か拡散されていました。

また「ガンは治る」という話かと思われそうですが、確かにこれまで知る信頼性の高い治療法を網羅してあるから入手したのですが、読んでみて最初に印象的だったのは、著者たちの本気度です。

私はこの本の見出しと目次をアマゾンで見たときに、「著者らがマスコミまで動かせるなら、5年あれば消えるだろう」とコメントした記憶があります。既に治療法や予防法がわかって隠蔽されているだけの病気なんだから、という思いで。つまり、原発・放射能・軍事問題と一緒で、そこが結局ネックなんじゃないの、と。

が、著者たちはマスコミによる情報拡散をアテにしてはいませんでした。プロローグから、非常に印象深い箇所を抜粋します。

[p30 プロローグより]
革新的なアイデアが世の中に広がるための「臨界点」というものがあると言います。これまでの常識と違う新しい考え方が、「一理あるかも」と一定の数の人たちに知られると、あとは自然に増え続けていくそうです。

これはスタンフォード大学のエレベット・ロジャーズ教授によって証明された「イノベータ理論」というものです。

私たちは「ガンという病気は治る病気だ」として、日本から5年以内にガンと難病をなくそうと活動しています。

そして、ガンをなくすための臨界点として、この本の中で述べる具体的で効果的な方法を100万人の方に伝える事を目標としています。そのために、日本中にこの考え方を伝えてくれる仲間をたくさん作りたいと思っています。

この臨界点を超えたとき、私たちは「日本から5年以内にガンが消える」条件が揃うと考えています。

日本から5年以内にガンと難病をなくすために、ぜひみなさまの力を貸して下さい。

[p30 抜粋おわり]

重水素低減水の記事で、ハンガリーでは1990年代からガン患者やガンでの死亡者が減少していると書きましたが、アメリカでも1990年をピークに減っているんです。その他の先進国でもそうです。なのに、日本では今でも増加の一途。マスコミは報道しません。

著者のひとり、小林英男先生はお父様をガンで亡くされています。が、この本は最初から最後まで、一般に終末期と扱われるステージのガン患者さんを含め、まず治るという前提で貫かれています。それでも関心を失わずに読み進むことができます。多くのガンの本に共通することですが、周囲にガン患者が全くいなくても、科学や歴史、または良質の自己啓発もどき(?)としても、面白いです。

高濃度ビタミンC点滴療法や、重水素低減水、温熱療法、ゲルソン療法など、既に「末期」告知を受けたガン闘病者らを無数に救ってきた、再発や副作用の無い治療法・予防法の身体的な療法に加え、メンタル面の比重が如何に大きいかも、プラセボ効果の研究結果などを元に解説されています。

半年前に亡くした父が、もし、昨年6月20日と同じ条件状況で、いま、「年を越せるか、1年持つかどうかわからない」とそこらの脳神経外科に告知されたとしたら、私には救えた自信があります。結局、腫瘍が呼吸器を止めるまでの時間、病院で人体実験の餌食にされるまで、どれほど生き生き暮らしていたか、いかに最後まで本人の治す意欲が失せていなかったかを思うと、物理的・精神的に追い込むことしかしなかった病院や主治医の無知、現代医学より遥かに進んでいる科学情報への無関心には無念を通り越して憤りを覚えます。医者の言うことしか信用せず、殺人に加担したような「主治医」を未だに崇める家族に対しても暗澹たる思いです。

目を覚まそうとしない人たちのために、この国だけで毎日1000人もの人が、ガンで殺されているのです。治るはずの方法は保険適用できないどころか、情報隠蔽されており、ガン専門医の多くが実は既に効果が薄く、副作用・再発リスクが高いと知っている「標準」医療の3大療法、特に、製薬会社がボロ儲けする抗がん剤投与が原因です。

この「5年以内に」の本は、著者が一人称で名前を括弧書きしてあるときは大抵、宗像久男先生が書かれているのですが、活発に講演活動を行われています。福島県出身、早稲田政経卒で、41歳で長崎大学医学部に入学されたという経歴。(医者や教師という職業は、そうやって外の業種の就労経験を必須にして欲しいです。)

メモとして少しだけ、書き起こしを下につけます。短くまとめてある動画ですので、ぜひご覧下さい。

宗像久男先生『最先端栄養療法で、日本から、がんは5年で消滅する!?』

日本から「癌と難病をなくす為の講演会」
統合医学医師の会8月公開講演会 2011年8月21日(日)より


宗像久男医師"お医者さんの前で、どうも萎縮しちゃう方がずいぶん多いんじゃないかと、
わたし、いつも心配していて、えー、「先生はこの治療法で今まで何人治されましたか?」(笑)、それとか、「この治療法で、自分にやりますか?」とか聞ける人。(手をあげて、挙手を促す)。

あー、いるいる。すごい、すごい。

これ、全員がばーんて手を挙げれると、日本てすごい変われると思うんですよね。そしたら、医者がなんていうか。「素人が黙ってろ」みたいなね、「ボクはこの道のプロだよ。素人は黙っていなさい」と、言われる、かもしれない(笑)。

そすると、みなさんは、逆に「素人ですから何もわかりません。先生におまかせします」っておっしゃると思う。

私に言わせると、"知ロウト"しないだけじゃないか、って言いたい。これをシロウトっていうんだ、みたいな(笑)。"

(中略)
アメリカ議会での証言記録743人の「末期」のガン患者を4つのグループに分けて、20の大学・研究機関で(調査を)やりました。で、その結果、抗がん剤1つのグループ、2つのグループ、3つのグループ... に分けた。抗がん剤3つ投与したら、ガン細胞は簡単に収縮した。でも(患者は)死んだ。

というようなことが出てて、結論から言いますと、

これ、読んで頂きたいんですけれども、
アメリカ政府は公式に、1990年に、OTAレポート(アメリカの諸政策の立案の基礎調査をするアメリカ議会の調査専門部門、アメリカ議会技術評価局)で言ってるのは、

抗がん剤は増ガン剤でしかありません、という結論なんです。
この情報は日本には入ってきていません。みなさん知らないはずなんです。

これが非常に、ま、ちょっと訴えたい。

NCIっていうのは国立がん研究所、National Cancer Institute のデビダ所長がこう議会で証言してますけれども、

最近、ガン細胞は抗がん剤をぶつけても、自分の中の遺伝子の働きで、抗がん剤を無力化させてしまうことがわかって、ガンのプロとしては大きなショックを受けている」(1985)、と。

(中略)

[免疫学者・安保徹氏による自律神経研究のスライド]
自律神経とは
ガン患者さんというのは、主にアドレナリン・ノルアドレナリンといった、交感神経ばかり使っている状態が多いそうですが、ガンと闘うのはリンパ球なので、もっとリラックスして、副交感神経のアセチルコリンが出るようにしなければいけない。

(中略)

酵素について

私は、5年以内にこの国からガンは消えると思っています。っということを言うと、静岡がんセンターのナカジマ先生は「えぇっ、そんなことできますか」と言ってましたけれども、みなさんが、ガンの条件がわかったときに、この国からガンが消えるんですね。こうやって、今200人ぐらいいらっしゃるけれども、この人たちが例えば、よくわかって、まわりにお伝えすれば、たちまち1年ぐらいに「ガンの原因って、どうも、メタボリック・ディスオーダー、つまり、酵素活性が悪いせいで起こるんだ。栄養障害なんだ」ってわかれば、たぶん、この国から消えますよ。

ところがやっぱり、酵素活性が悪い食事をしながら、それをずっと続けていて、病気になったら病院にいっちゃうってところにね、たぶん治らない原因があるんだと思います。

[抜粋おわり]

製薬会社や薬剤師ロビー、PETやCTなどのハイリスクな検診用高額医療機器、保険会社の儲けのために、毎年60万人もわざわざ"発症"し、36万人が死ななくていい症状で殺されています。

おまけに、今は放射線によって、免疫力が本来なら低下していなかった人たちまでガンなどの病気が発症しやすくなっています。

医者は治せる療法があるのにそれを医大で学ばず、生物学も栄養学も学ばず、ガンは治らない病気として学ぶ(または悪化させる治療法を学ぶ)わけです。

不要な薬物投与を行なう現代医学の多くがこの範疇です。一度、減薬を試みて、栄養剤や食事の工夫に切り替えてみればわかります。交通事故などで大怪我をしたなら別ですが、本当に医者が必要か再考をお勧めします。

インフルエンザでさえ、解熱など行なわず、ちゃんと熱を出して、栄養で治したほうが早く治ります(宗像先生が参照されている免疫学者の安保徹氏が別途解説されています)。また、大怪我であっても、ビタミンCを中心とした栄養は、全快するまで1日10グラムぐらいは自分で摂ることをお勧めします。そのためには、肺炎扱いされて絶食・点滴を強要されるという手口を絶対に避けなければいけません。いかに簡単に肺炎が作られるか、知ってからでは手遅れなのです。