最近行った大阪の講演会で貰ったチラシ、発行者が記載されてないのですが、固有名詞や数値データなど、放射能汚染瓦礫の問題で重要な事が端的にまとめてあるので、そのままシェアします。1年経ってもまだマスコミ報道を信じるキズナ眼の人たち↓↓↓に出会ったら本当の事を教えてあげてください。

[表に書かれた前書きからQ&Aまで続けて引用]
人を受け入れる。
厚生労働省は除染作業にあたる作業員やボランティアの被ばく量を年間50ミリシーベルト(mSv)、5年間で100mSvとする方針を決めました。
今、テレビをつけると除染という言葉があふれていますが、それは可能でしょうか?
百万を超えるだろう死者をだしたチェルノブイリの事故、年間5mSvを越える場所は全て強制避難地域となり、年間1mSvで保障などが受けられる移住権利地域となりました。
いま除染作業を何度繰り返しても放射線量が下がらない地域が広がり、もうそこには人が住んではいけないはずです。
瓦礫(がれき)はいらない
私たちが住む西日本は、
東北で、逃げたいけれど逃げられずにいる人たちの避難場所として残しましょう。
そもそも核惨事で一番考えなければいけないことは放射能を拡散させないことです。車両に積み込んで塵をまき散らすことも、それを焼却して放射能煤煙として海や山に捨てることも、まともな判断力があれば絶対しない。
瓦礫は受け入れない、避難してくる人は受け入れる。誰も死なないで欲しいと思います。
瓦礫を拒絶する理由 Q&A
Q1 受入れ反対して、東北の復興はどうでもいいのか?
今、問題となっているセシウム137、ストロンチウム90は半減期が約30年で、プルトニウム239は2万4千年です。瓦礫を取り払っても放射能が消えるわけではありませんから、私たちが瓦礫を受け入れても被災地の復興ができるかどうかは、徹底した、広域できめの細かな汚染調査がないと判断はできません。住民の調査要求を無視して除染を言い続ける国が、一方で全国の自治体に瓦礫の受入れを迫っていることに、異議を唱えるべきなのです。
Q2 岩手や宮城はあまり汚染されていないので問題ないのでは?
岩手の災害廃棄物からは約70Bq/kg、宮城は約200Bq/kgの汚染が確認されています。放射性物質は濃度ではなく総量が問題なので、たとえば、岩手と宮城から50万トンを受け入れると、総量で350億Bqと1000億Bqの放射性物質を府内で受け入れることになる。これは新潟中越沖地震で柏崎刈羽原発から漏れ出た放射性物質(約3億Bq)の100倍以上に相当なので、問題がないといえる量ではありません。
Q3 現地の仮置き場で自然発火するより焼却炉で燃やした方が安全に処理できるのではないか?
放射性物質は拡散させないのが一番なのですから、放射性瓦礫を燃やしてしまうのは安全ではありません。汚染瓦礫を処理しようとすれば、行程のいたるところで被曝労働が起こります。
放射能漏れ事故があれば放射能の拡散を封じるのが基本原則ですから、深刻な汚染地域の瓦礫は樹脂などを撒いて固めるなどして拡散させないという作業が何より優先されるべきものです。
何故それを無視して焼却処理などということをするのか、私たちは国に問いただせねばならないと思います。福島第一原発の3号機が核爆発を起こした時、風は北に向いて吹いて宮城、岩手を汚染したという事実を私たちは絶対に忘れてはならないのです。
Q4 焼却炉のバグフィルターを取り付けることで、焼却時の放射性物質を取り除くことができるので問題ないのでは?
バグフィルターがあったとしても、それでも出るだろう1立方メートルあたり2ベクレル(Bq)程度の放射能、これでも1つの焼却場で
そして国はこのバグフィルターを使うことを義務化しません。近づけないほど濃縮された放射能焼却灰も残ります。
Q5 焼却灰は管理型処分場に処分するので問題ないのでは?
放射性物質は燃やしても埋めても無くならないし、半減期があるとはいえ、環境への影響が無視できる水準になるまでには100年以上の長い年月を必要とします。国はキログラム当たり10万ベクレルの焼却灰も埋め立てて良いとしました。これは人体が到底許容できないレベルのものなのです。
Q6 じゃあどうすればいいのか?
放射性物質は拡散させずに、一か所に集めて封じ込め、安全に管理するのが基本です。福島第一原発から周辺に漏れ出した放射性物質の総量は約100京Bqとも言われており、これらは福島第一原発周辺において、今後、長い歳月をかけて安全に管理するべきでしょう。
今行われようとしている杜撰で非常にリスクの高い「広域拡散処理」という方法は考え直すべきです。私たちが瓦礫を受け入れて日本中を汚染してしまえば、今、避難を考えている東北の人たちも行き場がなくなります。
漏れ出した放射性物質の総量が100京Bqなら瓦礫の処理を考えるより先に、汚染地に残っていて避難を考えている人々のために、避難の権利の確立が急がれなければなりません。まずはお住まいの市町村へがれきのストップと避難者の受け入れを働きかけることが、今すぐにできる解決の道だと思います。
[引用おわり]
ネット署名、役所や地元議員への電話やFAX、メールなど、居住地でなくても国の問題としてアクションをとることができます。風上にあたる自治体が受入れて焼却という最悪の方法で処分開始すれば、自分の住む町も簡単に常時汚染されるようになります。そして焼却灰は恐らく普通の産廃と混ぜるか海へ投棄。
すでに交付金目当てに受入れ開始したおバカな自治体が出始めたので、国内移動するときには防塵マスクやゴーグルを携帯した方がいいかも↓↓↓。特に風下地域を歩く場合。
防護マスク 3M 9211 N95 排気弁付 【10枚入】 3面立体構造防護マスク
[追記]環境省のカネまみれの愚策は、こちらにわかりやすくまとめられています。ご一読を⇒環境省30億円の「除染+瓦礫処理」広報予算は、国民生活とは何の関係もない
おまけ。

[表に書かれた前書きからQ&Aまで続けて引用]
人を受け入れる。
厚生労働省は除染作業にあたる作業員やボランティアの被ばく量を年間50ミリシーベルト(mSv)、5年間で100mSvとする方針を決めました。
今、テレビをつけると除染という言葉があふれていますが、それは可能でしょうか?
百万を超えるだろう死者をだしたチェルノブイリの事故、年間5mSvを越える場所は全て強制避難地域となり、年間1mSvで保障などが受けられる移住権利地域となりました。
いま除染作業を何度繰り返しても放射線量が下がらない地域が広がり、もうそこには人が住んではいけないはずです。
瓦礫(がれき)はいらない
私たちが住む西日本は、
東北で、逃げたいけれど逃げられずにいる人たちの避難場所として残しましょう。
そもそも核惨事で一番考えなければいけないことは放射能を拡散させないことです。車両に積み込んで塵をまき散らすことも、それを焼却して放射能煤煙として海や山に捨てることも、まともな判断力があれば絶対しない。
瓦礫は受け入れない、避難してくる人は受け入れる。誰も死なないで欲しいと思います。
瓦礫を拒絶する理由 Q&A
Q1 受入れ反対して、東北の復興はどうでもいいのか?
今、問題となっているセシウム137、ストロンチウム90は半減期が約30年で、プルトニウム239は2万4千年です。瓦礫を取り払っても放射能が消えるわけではありませんから、私たちが瓦礫を受け入れても被災地の復興ができるかどうかは、徹底した、広域できめの細かな汚染調査がないと判断はできません。住民の調査要求を無視して除染を言い続ける国が、一方で全国の自治体に瓦礫の受入れを迫っていることに、異議を唱えるべきなのです。
Q2 岩手や宮城はあまり汚染されていないので問題ないのでは?
岩手の災害廃棄物からは約70Bq/kg、宮城は約200Bq/kgの汚染が確認されています。放射性物質は濃度ではなく総量が問題なので、たとえば、岩手と宮城から50万トンを受け入れると、総量で350億Bqと1000億Bqの放射性物質を府内で受け入れることになる。これは新潟中越沖地震で柏崎刈羽原発から漏れ出た放射性物質(約3億Bq)の100倍以上に相当なので、問題がないといえる量ではありません。
Q3 現地の仮置き場で自然発火するより焼却炉で燃やした方が安全に処理できるのではないか?
放射性物質は拡散させないのが一番なのですから、放射性瓦礫を燃やしてしまうのは安全ではありません。汚染瓦礫を処理しようとすれば、行程のいたるところで被曝労働が起こります。
放射能漏れ事故があれば放射能の拡散を封じるのが基本原則ですから、深刻な汚染地域の瓦礫は樹脂などを撒いて固めるなどして拡散させないという作業が何より優先されるべきものです。
何故それを無視して焼却処理などということをするのか、私たちは国に問いただせねばならないと思います。福島第一原発の3号機が核爆発を起こした時、風は北に向いて吹いて宮城、岩手を汚染したという事実を私たちは絶対に忘れてはならないのです。
Q4 焼却炉のバグフィルターを取り付けることで、焼却時の放射性物質を取り除くことができるので問題ないのでは?
バグフィルターがあったとしても、それでも出るだろう1立方メートルあたり2ベクレル(Bq)程度の放射能、これでも1つの焼却場で
38万4000Bq(1日)x 365日(1年)=1億4016万Bq
という数字になります。 そして国はこのバグフィルターを使うことを義務化しません。近づけないほど濃縮された放射能焼却灰も残ります。
Q5 焼却灰は管理型処分場に処分するので問題ないのでは?
放射性物質は燃やしても埋めても無くならないし、半減期があるとはいえ、環境への影響が無視できる水準になるまでには100年以上の長い年月を必要とします。国はキログラム当たり10万ベクレルの焼却灰も埋め立てて良いとしました。これは人体が到底許容できないレベルのものなのです。
Q6 じゃあどうすればいいのか?
放射性物質は拡散させずに、一か所に集めて封じ込め、安全に管理するのが基本です。福島第一原発から周辺に漏れ出した放射性物質の総量は約100京Bqとも言われており、これらは福島第一原発周辺において、今後、長い歳月をかけて安全に管理するべきでしょう。
今行われようとしている杜撰で非常にリスクの高い「広域拡散処理」という方法は考え直すべきです。私たちが瓦礫を受け入れて日本中を汚染してしまえば、今、避難を考えている東北の人たちも行き場がなくなります。
漏れ出した放射性物質の総量が100京Bqなら瓦礫の処理を考えるより先に、汚染地に残っていて避難を考えている人々のために、避難の権利の確立が急がれなければなりません。まずはお住まいの市町村へがれきのストップと避難者の受け入れを働きかけることが、今すぐにできる解決の道だと思います。
[引用おわり]
ネット署名、役所や地元議員への電話やFAX、メールなど、居住地でなくても国の問題としてアクションをとることができます。風上にあたる自治体が受入れて焼却という最悪の方法で処分開始すれば、自分の住む町も簡単に常時汚染されるようになります。そして焼却灰は恐らく普通の産廃と混ぜるか海へ投棄。
すでに交付金目当てに受入れ開始したおバカな自治体が出始めたので、国内移動するときには防塵マスクやゴーグルを携帯した方がいいかも↓↓↓。特に風下地域を歩く場合。
防護マスク 3M 9211 N95 排気弁付 【10枚入】 3面立体構造防護マスク
[追記]環境省のカネまみれの愚策は、こちらにわかりやすくまとめられています。ご一読を⇒環境省30億円の「除染+瓦礫処理」広報予算は、国民生活とは何の関係もない
おまけ。