8月27日の「第2回核・原子力のない未来をめざす市民集会@台東」での「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」代表、中手聖一氏の講演でまだまだ隠れていた真実が出てきました。福島市の方から311震災直後の様子や、山下俊一がどのように送り込まれたか、これだけ明瞭に聞いたのは初めてです。原発の真実を認識しており、何が起きたか直視した人が、如何に高濃度汚染地帯の現地で苦戦されたかもわかります。
元長崎大教授、福島県の放射能リスクアドバイザー、山下俊一はSNSの世界では知らない人はいないほどの安全デマ拡散役の御用学者。テレビ族にさえ「100ミリシーベルトでも大丈夫と言った人」として徐々に有名に。
最初は安全説を信じていた福島県民も、この御用学者の解任を求める人が増え、現実の放射能汚染レベルを受入れ出したと思ったら、7月には福島県立医科大学副学長に福島県の放射能リスクアドバイザーとして就任、今月1日には「被曝医療に貢献」という名目で朝日新聞から「朝日がん大賞」を受賞、2日に鹿児島市での「がん征圧全国大会」で表彰
。
いくら朝日だって、読者がどう受けとめるか、特にWeb報道した場合どれだけ自社の信用を落とすか知らないはずはない。
この御用が単に圧力に屈したりカネに目がくらんだという程度の次元でなく、一体、どういう人格なのかは、「放射線研究で世界に冠たろうとする山下俊一教授、独シュピーゲル誌とインタビュー」のブログ記事などでも既に広く知られるところ。自分の発言を詭弁でどうにでもねじ曲げる。動画記録はこちら→①「山下俊一トンデモ発言」、②「山下俊一『責任の取りようがない』 」(CCボタンをクリックすると字幕が出ます。)
我々国民は一体どこまでなめられ続けるんでしょう?というか、誰になめられているんでしょう(-""-;)??ずっと原発利権層とそれに組する人たちを相手にしていると思っていました。それは基本的に間違いないと思いますが、政府・行政・報道機関とも、ここまでして自分や家族の住む国を滅ぼしたいのかと思うほど、日に日に異常さに拍車がかかるばかり。
ここへ来て、マスコミが脱原発を唱えることは、すっかり許されてきた感があります(原発再稼働ニュースも続行中とはいえ新設はなくなる方向へ…)。原発でないとボロ儲けできない層の他に、原発でなくても瓦礫処理や廃炉事業、再生エネルギー事業の利権へシフトできる層も当然いるわけですね(鹿島建設のように)。ならば、なぜ放射能御用学者にこれほどの権限と時間を与えたのか。
東京大空襲を発端に、日本中でどんな無差別爆撃が行われたか、広島・長崎原爆のとき、そしてその後何が起こったか。同じことが続行中であることは、このブログ記事を訪問して下さる方たちには既に解っていることだと思います。中手氏の講演は、現地を中がわから見てきた人の証言として非常に説得力があります。
最初は、英語字幕を付けて発信しているYouTubeの7分半にカットされた短い動画で知ったのですが、中手氏スピーチの最初から切り取った下記動画を発見(この日の集会全録画だと2時間以上ですがこれだと30分くらい)。山下俊一の正体だけでなく、全部視聴する価値があります。我々の想像さえ超える独裁政治が福島で進行してきていたのです。真実を知らせようとした記者も、何度記事を書いてもボツにされてきたのです。
3月19日から招聘された山下俊一に与えられた巨大な権力をみると、県知事さえとびこえた力が存在する事がわかります。「一体誰がこんな人間を福島に送り込んだのか?」中手氏によると、現福島県知事(佐藤雄平)には確かに問題もあるが、真剣に国に訴えているところもあるとのこと。山下の場合はそうではない。もっと巨大な権力に直結しており、彼が突然「1000億円の事業をつくる」と一言いうと、国の行政が慌ててそれを準備するほど、そこらの大臣より力がある。
最初に放射線量に関して嘘をついたのは、医者が真っ先に逃げるのを防ぐためであった。そして、福島県の医師らは山下に皆とりこまれてしまい、誰も抵抗できない。真っ先に寝返ったのが、広島原爆の内部被ばくの語り部である肥田医師と長年信頼関係にあった医師で、中手氏の主治医でもあった方。(肥田先生はそれが非常にショックで福島にまだ行く気になれないとか。)
最後のQ&Aの回答の中で、中手さん、「実は日本というのはオブラートにくるんだように見えなくなっていただけで、ずっとこんな国だったと思います。(略)強欲で繋がりあった人たちと、命を守る為に繋がりあった市民、私にはその対立軸しか見えません」と締めくくり。
ずっとこんな国だったと私も思います。
フランス革命のように血を流し仲間を失いながら繋がって言った市民らが、既存権力層をギロチンで排除していったのとは異なり、我が国は地方の一部の権力層による革命で維新を成し遂げた。移民集団が宗主国から独立を勝ち取った米国とも全然違う。
日本が真の独立国であった事は、戦後一度もない、というのが正解。
第二次世界大戦後も経済は焼野原から立ち上がった人が築いたものの、GHQの独裁の元で新たな権力が育った。それも草の根とは無縁。国づくりは「優秀な」官僚らが彼らの価値観で行った。生活が豊かになっていく中で、国民はそれを受け入れた。自分達が考えるべきことも任せっきりにして満足した。
本物の民主主義などではないので、「少数意見の尊重」などは存在せず、犠牲者による埋め合せと多数決で邁進。中国の今を安易に批判する人は自国の近代史を知らない。
考えてみれば、山下俊一はチェルノブイリ事故を過小評価する役目も果たしているので、日本だけでなく、国際的原発利権層にとっての御用学者なわけですね。
核を作り、使いたい者にとっては、人体への破壊威力の十分なサンプルデータが欲しい。これは8月21日の記事「放射能→核→どうしても、核兵器→カネに行き着いてしまう。」で紹介した5つの戦争関連動画をご覧になった人にはピンと来るものがあると思います。
最初は「福島県民を人体実験するな」という叫びはどちらかというと単なる揶揄で使っていた人も多いはず。私も最初は控えていました。「恐怖を煽る」などと馬鹿馬鹿しい懸念より、後で後悔させないように早く真実を知らせ、ひとりでも多くの人に危険地帯から一旦退避して欲しい、という思いで、ツイッターやFacebookや各地で脱原発集会を行うメンバは必死だった。
が、今起こっている事、政府・行政の無能や、利権層のカネ欲しさでは済まない奇妙な事の連続です。時間をかけて汚染された食品や汚染がれき、焼却灰、汚染水を国じゅうにバラまく。逃げ場がないほどにそれをやる。いくら近視眼的といっても、これだけ大勢の政治家や官僚がなぜ自分の国や故郷を元に戻せないほど破壊することをやり続けているのか?
少なくとも、原発に関する重要情報は約半年、大手マスコミによって封じ込むことに成功しました。今、電力に関する嘘が徐々にリリースされていますが、児玉教授がいくら叫んでも収穫期に間に合わせる除染の態勢はとれそうにもない。これで、汚染食品を狂人的な暫定基準値で合法的にばら撒けば、まら新たにサンプル被ばくデータが作れます。
児玉教授の言うBest & Brightestを集める為の提案が悉く的を得ていて、役人が送り込んだ学者の論とは大人と赤子ほどの差があることは中学生だってわかります。
国を立て直すための知識、能力、技術、意志を持った人たちが国政の中枢から徹底的に排除されている。一体誰の為に?いくらなんでも議員や行政担当者の中にも歯ぎしりする思いの人も大勢居て当然ではないですか?いたとしても報道されないですが。
最終的には利権に繋がるわけですが、福島で起こったことは、同様に老朽化した原発を持つ原発開発国が喉から手が出るほど欲しかった人体実験データという側面は決して否定できません。(もちろん他にも理由は存在しますがそれは別記事で。)国を売る人間、民から利益を貪る人間が居るところには、利用されやすい人間が集団で存在します。
広島・長崎原爆は事前に陸軍諜報部が米軍爆撃機のコールサインを傍受し、参謀本部に情報を上げていました。が、奇妙な事に、一般の空襲警報さえ命令が出ずに流せませんでした。(長崎原爆投下の直前に隣接県では警報が流れた記録があるそうです。)
子どもたちは朝礼の時間であったり、奇妙なことに、学徒動員でわざわざその時間帯、外で作業する命令が下っており、兵士らも、意味のない穴掘り作業に駆り出されて屋外にいました。そして、原爆投下時、満遍なく十分に散らばった人体実験データのサンプルになりました。
原爆投下の直後(つまり天皇の玉音放送より前)から、日本人医師らが現地に送られ、被ばくのデータを収集。治療はほとんど行わず、患者をムシロの上に寝かせ、被ばくで死に至る過程を(助かった場合もその過程を)調査するのみ。患者が死亡しても家族には知らせず。
集めたデータは日本人自ら翻訳し、コピーもとらず、そっくり米軍司令官マッカーサーの主治医であったオーターソン大佐に、要望される前に提出。
ポツダム宣言で、関東731部隊が中国で行った人体実験なども対象にした賠償金問題など、国にとって不利な事を回避するために、戦勝国におもねる事が国体の維持として非常に重要とされた…などと言うけどそうでしょうか?一番実際的なのは、自分が戦犯として刑罰の対象にされる事を恐れた幹部らが、同胞を人体実験のサンプルとして敵に売った、と考えるほうが一番自然な気がします。(データ提出を部下に命じた上層部には米国からの直接圧力があったはずと考えます。)
強欲のために人を利用する人間の居る所、利用されるに便利な集団ありき。そう簡単に利用されない人間の集合体であることは、小国であっても可能なのです。真に毅然とした姿勢を貫くには正しい情報が必要。飛躍と思われるかもしれませんが、語学教育がキモであり、それを軽視するなら、今後もこの国は引き続き情報弱者集団で、テレビ洗脳が続くと思います。

今回、中手氏の講演を視聴し、この方は命がけなのだと思いました。内部で大人しくしていなければならない立場に居ながら、いわゆる内部告発を東京で発信したわけです。
会場の出席人数を見るとちょっとほっとしますが、それでも巨大な権力に立ち向かい大衆を動かす力を発揮した人は命の危機に晒されます。もっともっと大勢で繋がって、このような方が守られる社会にしなければならない。(世界の小国の多くが如何に毅然とした態度で国益を守っていることか。)
簡単に騙すことができる集団のままの国であってはならない。今、既に目覚めている人たちには、この長期戦が見通せると思います。国を一から作り直す必要があります。この危機をチャンスに変えられなければバカみたいですよね。
まずは、大手マスコミは腐っているので、我々が信頼するに値する情報を追っかけてシェアしてくれる、独立系ジャーナリストらは、心強い味方。読者・視聴者目線を離れる事はありません。↓岩上安身氏や上杉隆氏らも寄稿している本です。



元長崎大教授、福島県の放射能リスクアドバイザー、山下俊一はSNSの世界では知らない人はいないほどの安全デマ拡散役の御用学者。テレビ族にさえ「100ミリシーベルトでも大丈夫と言った人」として徐々に有名に。
最初は安全説を信じていた福島県民も、この御用学者の解任を求める人が増え、現実の放射能汚染レベルを受入れ出したと思ったら、7月には福島県立医科大学副学長に福島県の放射能リスクアドバイザーとして就任、今月1日には「被曝医療に貢献」という名目で朝日新聞から「朝日がん大賞」を受賞、2日に鹿児島市での「がん征圧全国大会」で表彰

いくら朝日だって、読者がどう受けとめるか、特にWeb報道した場合どれだけ自社の信用を落とすか知らないはずはない。
この御用が単に圧力に屈したりカネに目がくらんだという程度の次元でなく、一体、どういう人格なのかは、「放射線研究で世界に冠たろうとする山下俊一教授、独シュピーゲル誌とインタビュー」のブログ記事などでも既に広く知られるところ。自分の発言を詭弁でどうにでもねじ曲げる。動画記録はこちら→①「山下俊一トンデモ発言」、②「山下俊一『責任の取りようがない』 」(CCボタンをクリックすると字幕が出ます。)
我々国民は一体どこまでなめられ続けるんでしょう?というか、誰になめられているんでしょう(-""-;)??ずっと原発利権層とそれに組する人たちを相手にしていると思っていました。それは基本的に間違いないと思いますが、政府・行政・報道機関とも、ここまでして自分や家族の住む国を滅ぼしたいのかと思うほど、日に日に異常さに拍車がかかるばかり。
ここへ来て、マスコミが脱原発を唱えることは、すっかり許されてきた感があります(原発再稼働ニュースも続行中とはいえ新設はなくなる方向へ…)。原発でないとボロ儲けできない層の他に、原発でなくても瓦礫処理や廃炉事業、再生エネルギー事業の利権へシフトできる層も当然いるわけですね(鹿島建設のように)。ならば、なぜ放射能御用学者にこれほどの権限と時間を与えたのか。
東京大空襲を発端に、日本中でどんな無差別爆撃が行われたか、広島・長崎原爆のとき、そしてその後何が起こったか。同じことが続行中であることは、このブログ記事を訪問して下さる方たちには既に解っていることだと思います。中手氏の講演は、現地を中がわから見てきた人の証言として非常に説得力があります。
最初は、英語字幕を付けて発信しているYouTubeの7分半にカットされた短い動画で知ったのですが、中手氏スピーチの最初から切り取った下記動画を発見(この日の集会全録画だと2時間以上ですがこれだと30分くらい)。山下俊一の正体だけでなく、全部視聴する価値があります。我々の想像さえ超える独裁政治が福島で進行してきていたのです。真実を知らせようとした記者も、何度記事を書いてもボツにされてきたのです。
3月19日から招聘された山下俊一に与えられた巨大な権力をみると、県知事さえとびこえた力が存在する事がわかります。「一体誰がこんな人間を福島に送り込んだのか?」中手氏によると、現福島県知事(佐藤雄平)には確かに問題もあるが、真剣に国に訴えているところもあるとのこと。山下の場合はそうではない。もっと巨大な権力に直結しており、彼が突然「1000億円の事業をつくる」と一言いうと、国の行政が慌ててそれを準備するほど、そこらの大臣より力がある。
最初に放射線量に関して嘘をついたのは、医者が真っ先に逃げるのを防ぐためであった。そして、福島県の医師らは山下に皆とりこまれてしまい、誰も抵抗できない。真っ先に寝返ったのが、広島原爆の内部被ばくの語り部である肥田医師と長年信頼関係にあった医師で、中手氏の主治医でもあった方。(肥田先生はそれが非常にショックで福島にまだ行く気になれないとか。)
最後のQ&Aの回答の中で、中手さん、「実は日本というのはオブラートにくるんだように見えなくなっていただけで、ずっとこんな国だったと思います。(略)強欲で繋がりあった人たちと、命を守る為に繋がりあった市民、私にはその対立軸しか見えません」と締めくくり。
ずっとこんな国だったと私も思います。
フランス革命のように血を流し仲間を失いながら繋がって言った市民らが、既存権力層をギロチンで排除していったのとは異なり、我が国は地方の一部の権力層による革命で維新を成し遂げた。移民集団が宗主国から独立を勝ち取った米国とも全然違う。
日本が真の独立国であった事は、戦後一度もない、というのが正解。
第二次世界大戦後も経済は焼野原から立ち上がった人が築いたものの、GHQの独裁の元で新たな権力が育った。それも草の根とは無縁。国づくりは「優秀な」官僚らが彼らの価値観で行った。生活が豊かになっていく中で、国民はそれを受け入れた。自分達が考えるべきことも任せっきりにして満足した。
本物の民主主義などではないので、「少数意見の尊重」などは存在せず、犠牲者による埋め合せと多数決で邁進。中国の今を安易に批判する人は自国の近代史を知らない。
考えてみれば、山下俊一はチェルノブイリ事故を過小評価する役目も果たしているので、日本だけでなく、国際的原発利権層にとっての御用学者なわけですね。
核を作り、使いたい者にとっては、人体への破壊威力の十分なサンプルデータが欲しい。これは8月21日の記事「放射能→核→どうしても、核兵器→カネに行き着いてしまう。」で紹介した5つの戦争関連動画をご覧になった人にはピンと来るものがあると思います。
最初は「福島県民を人体実験するな」という叫びはどちらかというと単なる揶揄で使っていた人も多いはず。私も最初は控えていました。「恐怖を煽る」などと馬鹿馬鹿しい懸念より、後で後悔させないように早く真実を知らせ、ひとりでも多くの人に危険地帯から一旦退避して欲しい、という思いで、ツイッターやFacebookや各地で脱原発集会を行うメンバは必死だった。
が、今起こっている事、政府・行政の無能や、利権層のカネ欲しさでは済まない奇妙な事の連続です。時間をかけて汚染された食品や汚染がれき、焼却灰、汚染水を国じゅうにバラまく。逃げ場がないほどにそれをやる。いくら近視眼的といっても、これだけ大勢の政治家や官僚がなぜ自分の国や故郷を元に戻せないほど破壊することをやり続けているのか?
少なくとも、原発に関する重要情報は約半年、大手マスコミによって封じ込むことに成功しました。今、電力に関する嘘が徐々にリリースされていますが、児玉教授がいくら叫んでも収穫期に間に合わせる除染の態勢はとれそうにもない。これで、汚染食品を狂人的な暫定基準値で合法的にばら撒けば、まら新たにサンプル被ばくデータが作れます。
児玉教授の言うBest & Brightestを集める為の提案が悉く的を得ていて、役人が送り込んだ学者の論とは大人と赤子ほどの差があることは中学生だってわかります。
国を立て直すための知識、能力、技術、意志を持った人たちが国政の中枢から徹底的に排除されている。一体誰の為に?いくらなんでも議員や行政担当者の中にも歯ぎしりする思いの人も大勢居て当然ではないですか?いたとしても報道されないですが。
最終的には利権に繋がるわけですが、福島で起こったことは、同様に老朽化した原発を持つ原発開発国が喉から手が出るほど欲しかった人体実験データという側面は決して否定できません。(もちろん他にも理由は存在しますがそれは別記事で。)国を売る人間、民から利益を貪る人間が居るところには、利用されやすい人間が集団で存在します。
広島・長崎原爆は事前に陸軍諜報部が米軍爆撃機のコールサインを傍受し、参謀本部に情報を上げていました。が、奇妙な事に、一般の空襲警報さえ命令が出ずに流せませんでした。(長崎原爆投下の直前に隣接県では警報が流れた記録があるそうです。)
子どもたちは朝礼の時間であったり、奇妙なことに、学徒動員でわざわざその時間帯、外で作業する命令が下っており、兵士らも、意味のない穴掘り作業に駆り出されて屋外にいました。そして、原爆投下時、満遍なく十分に散らばった人体実験データのサンプルになりました。
原爆投下の直後(つまり天皇の玉音放送より前)から、日本人医師らが現地に送られ、被ばくのデータを収集。治療はほとんど行わず、患者をムシロの上に寝かせ、被ばくで死に至る過程を(助かった場合もその過程を)調査するのみ。患者が死亡しても家族には知らせず。
集めたデータは日本人自ら翻訳し、コピーもとらず、そっくり米軍司令官マッカーサーの主治医であったオーターソン大佐に、要望される前に提出。
ポツダム宣言で、関東731部隊が中国で行った人体実験なども対象にした賠償金問題など、国にとって不利な事を回避するために、戦勝国におもねる事が国体の維持として非常に重要とされた…などと言うけどそうでしょうか?一番実際的なのは、自分が戦犯として刑罰の対象にされる事を恐れた幹部らが、同胞を人体実験のサンプルとして敵に売った、と考えるほうが一番自然な気がします。(データ提出を部下に命じた上層部には米国からの直接圧力があったはずと考えます。)
強欲のために人を利用する人間の居る所、利用されるに便利な集団ありき。そう簡単に利用されない人間の集合体であることは、小国であっても可能なのです。真に毅然とした姿勢を貫くには正しい情報が必要。飛躍と思われるかもしれませんが、語学教育がキモであり、それを軽視するなら、今後もこの国は引き続き情報弱者集団で、テレビ洗脳が続くと思います。
今回、中手氏の講演を視聴し、この方は命がけなのだと思いました。内部で大人しくしていなければならない立場に居ながら、いわゆる内部告発を東京で発信したわけです。
会場の出席人数を見るとちょっとほっとしますが、それでも巨大な権力に立ち向かい大衆を動かす力を発揮した人は命の危機に晒されます。もっともっと大勢で繋がって、このような方が守られる社会にしなければならない。(世界の小国の多くが如何に毅然とした態度で国益を守っていることか。)
簡単に騙すことができる集団のままの国であってはならない。今、既に目覚めている人たちには、この長期戦が見通せると思います。国を一から作り直す必要があります。この危機をチャンスに変えられなければバカみたいですよね。
まずは、大手マスコミは腐っているので、我々が信頼するに値する情報を追っかけてシェアしてくれる、独立系ジャーナリストらは、心強い味方。読者・視聴者目線を離れる事はありません。↓岩上安身氏や上杉隆氏らも寄稿している本です。