久しぶりだねS産婦人科。


  電話で予約はとっていたものの、軽く30分は待たされる。承知している。説明が丁寧。して丁寧。もうわかった丁寧。もういい丁寧。


  昔は80代の医院長先生とその娘2人のドクター3人。最近、院長先生が天に召されて2人の姉妹で切り盛りしている。料亭じゃないぞこら。(笑)

 じいちゃん先生の名で知られる名物じいちゃん先生は、

 昔、声帯の手術をされていて、声がものすごくかれている。なんとなく話の流れは理解できるが、なにを言っているか理解不能の時は、先生の口元で耳を澄ませる看護師に熱い視線を送ると、待ってました!と言わんばかりに通訳をしてくれる。ああ、凄いよ。君は凄いよ。看護服を着た通訳士。



  私はこの産婦人科で2人の娘を出産したのだが、妊娠後期になると、この名物じいちゃん先生の神診察に巡り会えるので、それはそれは楽しみであった。

  「はい、寝転んで〜。」
    「ホニャホニャ」「先生、ここはこーして」
     「ここ?」「隣のボタンですよ」


  エコーの機会を使いこなすのは、誰でしょう。
  そうです、あなた様がいまお考えになったほうが正解!大丈夫かよ、、、という思い他所に、エコーの映像を見ながらこう言った。


 「実に美人!お母様にそっくりで実に美しい赤ちゃんです!」(滑舌絶好調)

   気分がいい。ああいい。操作ができなくったっていいよ。でも、写真もらったけど、美人かどうか全くわからない。


  また、後日わかったのだが、私の友人も「美人だ!ん〜美人!」と赤子を褒めてもらったのこと。


  でも素敵なことよね。どの人も美しい人だもの。赤ちゃんは特に。生命の神秘。


  じいちゃん先生、亡くなる前日に、肉が食べたいと言って、厚いステーキをぺろっと平らげて、次の日眠るように天国へ。
(助産師さん情報)
    

  そんなことを思い出した待合でした。
  さあ、そろそろ呼ばれるかな?
  どっか悪いのかなあ〜。