昨日、マチネを観劇していました。
以前川平慈英さん主演で上演した時には観ていなくて、琴ちゃんがやると聞いてちょうど放送された映画版を観たんですが、それがものすごく良くて好きになり…
いまさら観たいと思ったけど、友会の当落は終わっていたし(もちろん落ちた)、オーブまで行くのは難しいかなと思っていたら、まだBunkamuraの抽選エントリーできるよ!と教えてもらって、ダメ元で申し込んだら、ありがたいことに当選しまして😭🙏
その後、配信もされない、映像商品も音源も出ない、と発表があって、なんという貴重なチケットを手にしたんだ!!と感謝しました(ベルばらは全滅でした😭)
仕事もあり、日帰りで、11時公演に間に合うように早朝の新幹線…
夜行バスは以前使ったんですが、体力がもたないので次の日からの通常運転に支障をきたすんです🥹
つくづく、人生を楽しむために必要なのはまず体力だなと感じます。
渋谷は迷宮…と東京の知人にも言われていましたが、一緒に観劇の友人のアテンドもあり、無事スムーズに劇場にたどり着きました!
(いつもありがとう(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”)
色んな交通手段がありますが、私が一番楽だなと思ったのは、新横浜から東急新横浜線。
西改札を出て左手に行けばそこはもうヒカリエの地下!エレベーターで11階に上がるだけです!
で。肝心のBIG FISH
みなさんおっしゃってるけど、ほんっとーーーーーに
素晴らしい✨✨
星組のミュージカルチーム適性?の高さ、もちろん琴ちゃんはすごいんですけど、いわゆるアンサンブル的な、みんな出てきて歌うとこなんかのザ、ミュージカル!な総合力の高さは、いい意味で宝塚っぽくないというか!
宝塚の個性はもちろん、全員が女性であること。
そのことが外部ミュージカルとの大きな違いではあるんですが、それもあって上演される作品、ファンに好まれる作品もちょっと特徴があるように感じるんです。
代表的なのは柴田作品のようなメロドラマ系…男尊女卑、耽美、時代錯誤、暴力的な中で歌われる男女の愛や悲劇のような世界が喜ばれるのも、演者がみんな女性だからある種のファンタジーとしてロマンチックだと感じられるからなんじゃないかな?と(違っていたらごめんなさい)
ほんものの魔法使の時に木村信司先生が嘆いていましたが、ファンタジーはウケない、企画が通らない。
BIG FISHは、リアルなヒューマニズムとファンタジーがうまく重なって、家族愛や価値観や個性の違う存在との相互理解を伝える作品だと思います。
ティム・バートンの映画もよかったし、舞台でも映像がうまく再現され、より視覚的に分かりやすくなっていて、美しく幻想的で感動しました。
楽曲も素晴らしくて…
観ながら何度も、これが残らないなんて!
何度でも観たい作品だし、色んな人に見せたい作品なのに…
と思っていました。
原作本は、ほんものの魔法使の時と同じく絶版でなかなか入手して読むことも難しそう…
友人と、ロミジュリ役替わりブルレイが出たように、後からなんとか交渉して、商品化できないのかな…と言ってたんですけど、やっぱり無理ですかね…?