クラシック音楽を勉強するようになって、たくさんの年月が過ぎていますが、いまだに「その魅力はこれです。」という明確な答えは見つかっていません。
思えば、ずっとその答えを探し続けているような気がしますが、昨日のレッスンで、ちょっとわかったような気がしました。
教室でも使っている教材『ピアノアドベンチャー』では、クラシック音楽の作曲家がたくさん紹介されています。
幸いなことに、私はオーケストラなどでその作曲家の作品に触れる機会が多く、テキストにある曲を実際に演奏することもあります。
今、テキストの3を進めているAちゃんの補助教材の中に、グリーグ作曲のペール・ギュントから『山の魔王の宮殿より』の楽譜がありました。
比較的有名な曲だし、以前教育番組で、古坂大魔王さんのアレンジで「はぐき、はぐき…」と連呼していました笑
ちょうど1年ほど前、私は諫早交響楽団さんにお邪魔したときに、この『ペール・ギュント組曲』を語り付きで演奏する機会がありました。
語りが入ることで、その音楽がどういうシチュエーションや情景なのかを、より深く理解して演奏することができたました。
実は、物語に出てくるペール・ギュントという男性、かなりの「とんでもない人物」でして……笑
Aちゃんにもそんな話をしてみたところ、なんとレッスン終わりに、自らスマホでペール・ギュントについて調べ始めました。
情報社会って良いところもありますよね〜!すぐに物語のあらすじを検索することができました。
ここでは多くを語れませんが
、「本当にとんでもないお話だね!」ということを、2人でワイワイ楽しみながら再確認しました。
Aちゃん「この曲は、この場面の音楽だったんだね〜!」
この瞬間、彼女は音楽の「本質」に触れることができたんじゃないかな、と感じました。
私が調べることを強要したわけではなく、自ら進んで調べて、音楽を理解しようとする。その姿が自然に見られたことが、何よりすごく嬉しかったです![]()
そして、こういう風に音楽の背景にある楽しさを伝えることができるのも、『ピアノアドベンチャー』という教材の魅力だなと感じます。
そんなわけで、クラシック音楽の魅力って、別に1つじゃなくていいんですよね。
「楽しい!」と思える入り口が何種類もあること自体が、最大の魅力だなと改めて思いました。
演奏することが楽しい瞬間もあれば、音楽に込められた意味を理解する楽しさもある。
「楽しい」の種類は、何種類あってもいい。
そんな風に感じた、レッスンの一コマでした![]()




