こんにちは、千穂です。
海外在住/留学経験なしの
通訳者として、
英語力・通訳スキルアップのため、
通訳学校にも通いながら、
日々、訓練・勉強をしています。
その中で
自分に効果のあった方法や
気づいたこと
具体的には
・独学でTOEIC910点を獲得した勉強法
・大好きなこととリンクさせる学習法
・通訳訓練の英語学習への応用
・英検1級受験準備
・英語の発音矯正
・バイリンガル子育て
などなどについて
書いていきたいと思っています。
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●今日のお題
【英検1級受験準備】
【2100語を1ヶ月で覚えよう(後半)】
この10月に英検1級を受けるために
毎日70語、単語を覚えています。
今日は具体的に、
「どうやって単語を覚えているのか?」
をお伝えしたいと思います。
少々長いですが、
どうぞおつきあいお願いします。
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次の7つのステップで
単語を覚えています。
■1 仕分け
■2 時間制限と単語数設定
■3 音声を聞き、音読
■4 記憶する
■5 短期記憶に刻み込む
■6 長期記憶に刻み込む
■7 ランダムなテスト
では一つずつ、ご説明しますね。
■1 仕分け
まず最初にざっと全体を見て
知らない単語に
チェックマークをつけていきます。
自分が覚えるべき単語が
どのくらいあるのか?
を明確にするためです。
私の場合、
左に☑️がついているのが、
知らない単語です。
ほとんどが知らない単語です。。。
これを全て覚えねば!
■2 時間制限と単語数設定
時間を区切って
覚える単語数を決めます。
例えば、
・10分間で15単語覚える
という感じで、
集中できると思える時間内で
無理のない単語数設定をします。
そして、決めた時間に
タイマー(スマホアプリでも)を
設定します。
こうして枠組みを決めることで
・ハードルを下げ
・集中力を高め
・小さな達成感を積み重ねる
のが狙いです。
■3 音声を聞き、音読
アプリで音声を聞きながら、
単語と例文を音読、
または、シャドーイングします。
・耳で正しい発音を確認し
・目で綴りを確認し
・声に出して、記憶する
と、3つの感覚を一度に使って、
記憶効率を高めます。
15単語なら、
アプリで流しっぱなしにした場合、
所要時間はおよそ2分半です。
・流しっぱなしでシャドーイング
・流しっぱなしでかぶせて音読
・一単語ずつ停止しながら音読
など、
自分にあったスピードで行うのが
よいのでは、と思います。
【TIPS】
単語の暗記は
電車の中やカフェなど、
公共の場でされる方も
多いと思いますが、
私は、この音読部分だけは、
しっかり声の出せる環境で
しています。
単語との出会いは、
人と同じで、最初が肝心。
まず落ち着ける環境で向き合って
復習や、
記憶したかチェックする作業を、
電車の移動中などに行っています。
■4 記憶する
付属の赤いシートで答えを隠しながら、
一語ずつ確認していきます。
相性のいい単語なら
何度かつぶやくだけで
覚えられることもありますが
なかなか覚えられない単語。。。
それが大半ではないかと。
そこで、
【知っているものとリンクさせる】
私は、こんなふうに
自分の知っているものと
結びつけて覚えるようにしています。
▶︎語呂合わせ
curfew(外出禁止令)
nephew(甥っ子)と
最後の音が似てるので
「甥っ子の外出禁止令」と覚える
▶︎音から連想
ordeal(厳しい試練、苦難)
「白鳥の湖」の黒鳥、オディールが
苦しんでいるところを想像する
▶︎ビジュアルイメージ
juggle(改ざんする)
ピエロの格好をしたジャグラーが
帳簿を改ざんしている姿を
ビジュアルでイメージする
(イメージ)
ばかばかしいですね。。。
すみません。。。
ちょっと言い訳ですが(汗)
こういったばかばかしいものとか、
ちょっとエッチ♡など
そんなイメージほど、
実は、記憶のためにはよいとも聞きます。
なにごとだ?!と脳が反応して、
強烈に記憶してくれるとのことで。。。
だとよいのですが。。。(汗)
■5 短期記憶に刻み込む
区切った時間内で、
何度も赤シートで単語を確認し、
言えたものには
単語番号の横の◻︎に
斜め線を入れていきます。
こんな感じです。
◻︎は二つありますので
斜めに十字を入れて
計4回言えたらOKとします。
■6 長期記憶に刻み込む
短い時間で集中して覚えた単語は、
短期記憶へと格納されるそうです。
これを長期記憶に定着させるために、
時間をおいて、繰り返し復習し、
記憶チェックを行います。
【TIPS】
私は、毎日、
歩く時間を利用して、
前の日に覚えた70語の
復習をしています。
70語の流し聞きの所要時間は、
約13分。
娘を保育園に送ったあと、
自宅や駅まで歩きながら
「英単語」を聞き
「対訳」を即座につぶやき
その後に流れる
「対訳の正解」で確認し
例文をシャドーイング。
これで、かなり定着していきます。
■7 ランダムなテスト
「でる順A 動詞」など
一つのカテゴリの収録単語は約230語。
これを全部覚えたら、
アプリで単語テストをしてみます。
230語からランダムに出題される
4択のテストです。
一回のテストは20問。
制限時間はありませんが、
たっぷり考えて答えたとしても、
全部で5分もかかりません。
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もう一度、まとめます。
■1 仕分け
■2 時間制限と単語数設定
■3 音声を聞き、音読
■4 記憶する
■5 短期記憶に刻み込む
■6 長期記憶に刻み込む
■7 ランダムなテスト
この繰り返し。
私の場合は、
【復習】歩きながら15分
【新規単語】
音読 自宅で15分
記憶 10分で35単語×2=20分
の、合計50分で
毎日70語覚えています。
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語彙力は、
読書や会話などの文脈の中で
一つ一つ覚えていくのが一番
と、ずっと思っていました。
が、
1級の単語を覚え始めて数日
BBC や CNN のニュースなどで
聞こえてくる世界が
少しずつ鮮明に、
広がりを見せてきました。
語彙が広がるって
こういうことなんだ。。。
と、ちょっと感動しています。
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今日も読んでくださり、
ありがとうございます。
またおつきあいいただければ幸いです。