最後にブログを更新したのは
北海道大学のキャンパスが
雪に覆われ始めた頃だったので、
2ヵ月もご無沙汰をしてしまいました。
修士論文の執筆に追われながらの年末年始で、
新年のご挨拶もきちんとできず、すみません。
遅ればせながら、今年もよろしお願いします。
おかげ様で元気にしています。
修士論文の提出前の1ヵ月くらいは
まともに眠ることすらできない日々でしたが、
その甲斐あって無事に提出することができ、
その後に行われた口頭試問にも合格しました。
学位授与式は3月下旬なので
院生生活を振り返るのはまだ早いけれど、
仕事、家庭、学問の3足の草鞋を履いての2年間は
想像をはるかに超えてハードでした。
でも、仕事で湧き上がった疑問に対し
学問からの回答を求めて大学院に入学し、
試行錯誤しながらも
論文というひとつの形にすることができ、
喜びと同時にホッと胸を撫で下ろしています。
口頭試問の後に指導教員の先生から、
「力を出し切った者だけが味わえる充実感です。
しばらく十分に味わったらいいですよ」
と言っていただき、その言葉通り
今は、じんわりと喜びに浸っています。
束の間、家族で南の島へ行ってきました。


この2年間は、ゆっくりと娘と向かい合い
全力で遊ぶ時間はほとんどなかったので、
旅の間はベッタリ濃密に過ごしました。
必修の授業が夜しか開講されていなくて、
道外出身の私は実家に頼ることもできず
幼稚園以外の場所に預ける日もあったし、
レポート提出や修論の追い込み時期は
疲れすぎて絵本の読み聞かせしながら
私が寝ちゃったり・・・。
そんな母のことをどう思っていたのかな?
知らず知らずのうちに寂しい思いをさせたり、
我慢させていたことも想像に難くない。
家族の支えと応援があって、
勉強する環境に身を置くことができたのだと
あらためて感じています。