ここにきて選曲しなおし | 心と体をラクにするピアノ奏法

心と体をラクにするピアノ奏法

ピアニストでピアノ講師の荒井千裕が
ピアノの奏法、呼吸法、身体の使い方をお届けします。

レッスンでした。

レッスン記は夜綴るとして。


今日はラフマニノフの「楽興の時」第四番を見て頂いたのですが、
この私の演奏に師匠が意外な表情を。

第一番と第二番があまりにもへなちょこなので、その程度と予想されていたと思うのですが、いやしかし、私自身はこの第四番がいきなり総崩れ状態で、

師匠、助けて~~!

って感じだったんですけど、「いいじゃん」ってことらしく。


それで急遽、(師匠的には、第四番と、第一&第二番があまりにアンバランスらしく・・・私の腕前が) 選曲しなおしとなりました。

「楽興の時」の第一&第二番を却下。

代わりに第三番を加えることに。

第五番もいい(アンタならできると思う)けど、第五番で終わるのはちょっと違う。
かと言って、第六番は今のアンタには無理。

やはり第四番で〆たい。

ならば、「楽興の時」からは第三・第四番として、最初がバッハのトッカータ・ホ短調として、そのつなぎにラフマニノフの初期作品、Op.3から一曲入れよう。
レアなのが(あんまりコンサートでは演奏されないのが)あるよ、ちょっと楽譜見といて。

と仰られたので、帰りに大きい楽器店二ヶ所行ったんですが、どちらにもナッシング。
コレだよ、香港の楽譜屋ってさ。


ま、楽譜は取り寄せるとして、とりあえずはDLサイトで見てみるべ。

と思ったら。。。

あらん、私ってば、作品番号とか気にしないでいつも聴いてるのね。
作品3は私、大好きなんでした。

この中の第二番の「プレリュード嬰ハ短調」だけ昔に習ったことがあります。
このプレリュードは有名ですよねぇ。あと第一番の「エレジー」。

ハタ!と思った。

楽譜、あるんじゃ?





   楽譜棚をがさごそ。



あるじゃん!

けど、どうして作品3が全部揃ってないのさー?

なんで、一曲ずつバラバラに入ってるのん?

で、楽譜をかき集めても、第四番の「道化師」だけがナシ。
仕方ないのでDLしてプリントアウトしました。

今から「楽興の時」第三番と、この作品3から第三・第四・第五番の譜読みを急いでせねば。

来週のレッスン時に作品3からどれにするのか、決められるようにせねば。

作品3はどれも好きだけど、第四番は私には、というか、5月までには無理だと思うので、第三番「メロディ」か第五番「セレナード」だと思うけれども。



第一番「エレジー」を弾けって言われたらどうしよう・・・

「エレジー」も好きだけど、この曲は初めてサマーコースに参加した時に男の子が弾いていた演奏が今でも強烈に印象に残っているので・・・ちょっと敬遠・・・

つうか、これこそ、音楽(表現)難しいじゃん!








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