マスタークラス二日目の講師は、Cristina Ortiz女史です。
三年前のこのコンペでの「審査員コンサート」ステージで演奏されたクリスティーナ女史は、なんと、
「ちょっと近所の八百屋に買い物♪」
っていう感じで つっかけサンダルでステージに上がられたのですが!
今日は、パリッとした装いでいらして、細くて長いおみ足が引き立つ膝上フレアのスカートを履かれ、パンプスを履いていらっしゃいました。
ってことはどうでもよろしくて。
本日の一人目の受講生は、Mozar Tsangという男の子(高校生くらい? 香港のコンペでは常に優勝・入賞の常連の子、師匠の門下生なのかな?多分、そのようです)。
彼が、メンデルスゾーンの「ファンタジー」を。
って、この選曲ってあたりが、やっぱりどう考えても師匠の門下生まちがいナシ!です(以前に他の門下生も弾いていましたし、結構、弟子同士で曲が被るのです)。
初めの彼の通し演奏には間に合わず聴けなかったのですが。
クリスティーナ女史、結構きついです。
バシバシ、激飛ばしはります。
プレストでは、「キミはどのテンポでいくのか?」ってことを、常に感じて!
8分の6拍子のテンポは、常に「123456」に来る。
速く弾きたいなら、それでいいけれども、それでも、1と4は常に聴くこと。
途中から聴講したので、この程度なんですが、でも、この事を、私が拝聴していた間、ずーーーっと言われてました。
初めから聴講していた友人に後から話を聞いたらば、「そんな調子が最初から最後まで。きっつかったわよ~~。」と。
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