試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。


千葉・パシフィックリーグ公式戦

マリーンズ2-4バファローズ

難攻不落、山本から先制点を奪えるか。

そのチャンスは1裏にいきなりやってきた。

先頭の髙部がヒットで出ると、藤原はバント失敗後にバスター敢行。

高くバウンドしたゴロを山本が捌くも内野安打、

さらに悪送球も重なり無死二、三塁に。

その後一死満塁とチャンスが広がり、マーティンの犠牲フライで1点を奪う。

マリーンズは3裏に二死満塁、4裏にも二死一、二塁と追加点のチャンスも、

ギアを上げた山本の前にあと一本が出ない。

すると5表、バファローズは一死から太田が相手エラーで出ると、

若月がヒットでつないで一、二塁と同点のチャンス。

ここで佐野皓が右打席でパワーを発揮、レフトへ逆転の2号スリーラン。

マリーンズ先発小島には悔いの残る、唯一と言っていい失投だった。

一方山本は5裏にも一死一塁からマーティンに二塁打を打たれ失点かと思われたが、

バックの中継プレーが本塁生還を阻止、良くないながらも初回の失点にとどめる。

マリーンズは7裏、レアードのNPB通算200号となる2号ソロで1点差に追い上げる。

両軍先発は7回で降板し、8回からはブルペン勝負に。

まずマリーンズは二番手に鈴木を送るが、先頭のバレラにいきなり二塁打。

その後2四球で一死満塁となり、福田のタイムリーでバファローズが再び2点差とする。

一方バファローズの二番手はビドル、対するマリーンズはバントで揺さぶり一死一、二塁とするが、

佐藤都が併殺打でチャンス消滅、明暗を別ける結果に。

最後はNPB600試合登板となった平野佳が、三者凡退で締めてバファローズが勝利。

山本は昨年から続く連勝を18に伸ばし、球団新記録を更新した。