ああ上野駅 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。


新幹線開業前、上野駅の地平(低い)ホームは特急列車で賑わっていた。
東北本線に「はつかり」「やまびこ」「ひばり」、
奥羽本線に「つばさ」「やまばと」、
上越線に「とき」「はくたか」、
信越本線に「白山」「あさま」、
常磐線に「ひたち」「みちのく」。
各地へ向かう列車が並ぶ姿が改札から見えて、壮観だった。
新幹線が開業すると、在来線を走る特急は群馬方面の短距離の列車、
そして新幹線のない常磐線の列車を残すのみに。
さらに上野東京ラインの整備で、常磐線特急は品川始発が多数になり、
上野始発は片手で数えられる程に減少した。
そんな少数派の上野始発の中で、仙台まで直通するのが8時丁度のひたち3号。
常磐線全線復旧で、在来線ホームに仙台行きの表示が復活。
新幹線で急ぐ必要もないから、今日はこちらで。
17番線に急ぐ客と反対側、13.5番線には四季島のスタッフが乗客のお出迎え。