試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。


日本平・YBCルヴァンカップD組SEC5

清水4-1仙台

ピッチを横切る強風と、時折叩きつける雨。

コンディションの良くない中、パスやクロスが流されてつながらない。

予選突破へ負けられない両軍、まずチャンスをものにしたのは仙台だった。

36分、アタッキングサードで最終ラインのヴァウドにプレスをかけてボールロストを誘うと、

拾った佐々木が冷静に決めて先制に成功する。

しかし清水は41分、この試合最初のCKを獲得すると、

ゴール前の混戦で福森が押し込み前半のうちに同点に追いつく。

さらにAT直前、再びCKからクリアを拾っての二次攻撃。

ボールを受けようとしたヴァウドがシマオマテにPA内で倒されてPKを獲得、

これを金子が決めて逆転、1点をリードして折り返す。

後半開始早々、仙台のCKを守った清水はGK永井のフィードを後藤が収めてカウンター。

グラウンダーのクロスに反応したディサロが流し込み、早い時間に3点目を奪う。

次々と選手交代して反撃に出る仙台だが詰め甘く、

ボールを失うと清水がピッチを広く使って逆襲に出る展開に。

終盤の戦いに課題のあった清水は冷静に仙台サイドで時間を使うと、最後の最後にチャンス到来。

89分にディサロのクロスを中山が押し込み4点目、

さすがにこれだけ奪えば、ここまで未勝利だったホーム日本平での勝利には十分。

仙台の反撃をしのいでグループ2位をキープ、

今日の突破は決まらずも次節引分以上で勝ち上がりが決まる。

逆に仙台はグループリーグでの敗退が決定した。