試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。



船橋習志野台・B1
千葉85(延長)83渋谷
果敢にインサイドへアタックする渋谷の攻撃が千葉のファウルを誘発、序盤は渋谷がいきなり10点のリードを奪う。
千葉は西村を入れてダブルガードに変更、まず守備を立て直すと追い上げ開始、1Qは2点ビハインドに戻して終了する。
2Qに渋谷は開始直後の7連続得点で再び突き放すが、中盤から千葉が巻き返しシーソーゲームに。
渋谷1点リード残り0.5秒からのラストプレー、満原のブザービータースリーポイントはノーバスケットと判定されたが、
ビデオ検証の結果判定が覆り3点が認められ、渋谷のリードは4点に広がってハーフタイムへ。
3Q中盤、千葉にアクシデント。
富樫が接触プレーで足を負傷して退場、以降コートへ戻ることはできなかった。
この直後、渋谷が一気の8連続で最大の12点差まで広げて試合を決めにかかる。
しかし千葉は富樫に代わった西村がスリーポイントを決めて追い上げると、終了寸前にもブザービータースリーポイントをヒットして3点差まで戻す。
そして4Q、序盤に千葉が連続得点で逆転すると、ここから壮絶な展開が待っていた。
残り5分から渋谷が再びひっくり返すと、残り2分を切って渋谷のリードは5点。
千葉はチェンバースのスリーポイントで息を吹き返すと、ダンカンがフリースローを2本決めて同点。
この時点で残り14秒、タイムアウトを取った渋谷はラストの攻撃で決勝ゴールを狙うが、パーカーにスティールされて速攻のピンチ。
やむ無くサクレがファウルして止めるが、パーカーにフリースロー2本が与えられる。
決めれば千葉逆転勝利の場面、これをパーカーが2本とも外してしまい試合は延長に突入する。
そして延長戦も残り20秒まで同点、今度は千葉にラストの攻撃。
リングにアタックしたダンカンがファウルを貰い、残り0.5秒でフリースローを獲得。
今度はこれを2本成功して千葉が逆転、渋谷はタイムアウトを取って僅かな時間にかけるが、同点を狙ったショットは無情にも跳ね返されてタイムアップ。
消耗戦を制した千葉が9連勝を飾るも、その代償は大きいものとなりそうだ。