第一試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。

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国立秩父宮・トップリーグセカンドステージA組SEC6
東芝ブレイブルーパス28-29ヤマハ発動機ジュビロ
8分にヤマハは、ペナルティから展開すると、
右タッチライン際をマレ・サウがタックルを引きずりながらなだれ込み先制トライ。
さらに12分には、ラインアウトからドライビングモールに持ち込み、
そのまま押し込み最後は堀江が押さえてトライ、リードを広げる。
東芝はスクラムで徐々に優位に立つとリズムを取り戻し、
26分に5メートルスクラムからリーチが反撃のトライ。
しかし32分、ヤマハは再びペナルティからラインアウトを選択すると、
堀江が2本目のトライを決めて突き放す。
後半に入り、立ち上がりの東芝の猛攻をしのいだヤマハは53分、
またも堀江がビデオ判定の末トライ、ハットトリック完成でチームもボーナスポイント1を獲得。
さらにPGを決めて22点差をつけたヤマハに対し、
東芝はようやく66分に豊島のトライで追い上げ開始。
さらに直後のキックオフから、松延が自陣から一気に走りきってノーホイッスルトライ。
73分にはペナルティを起点に豊島が左サイドを駈け抜けてトライ、
コンバージョンも決まってついに1点差に。
終了のホーンが鳴ってのラストスクラム、ヤマハがスクラムを崩して東芝にペナルティキックが与えられる。
左中間10メートルラインからのリスタート、選択肢はつないでトライを狙うか、
あるいはペナルティゴールを狙うか、選んだのは後者。
ステインの蹴った楕円球はポスト左側へわずかに外れて、ノーサイドのホイッスル。
楽勝ムード一転、薄氷の勝利となったヤマハが、プレーオフに望みをつなぐ勝点5を獲得。
1点届かなかった東芝も、4トライと7点差以内惜敗の勝点2を獲得、プレーオフへ前進した。