試合終了 | 遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

遠征中毒患者日誌byすみだちひろ

誰かに気遣うこともなく、疲れたらすぐ休んで、食事の場所も決めず、風を抜けて気ままに走る。週末は、思いのままに、わがままに。

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日本平・J1SEC27
清水3-1仙台
14分、仙台はスローインから右サイドの太田がクロス、
ゴール前に上がっていた菅井が頭で合わせて先制。
仙台はツートップのウイルソンと赤嶺が、清水のCBに激しいプレッシャーをかけ、
清水のパスコースを確実に寸断することに成功。
そのため清水は最終ラインからGKへのバックパスが増えて、なかなか攻撃につなげられない。
前半途中から清水はロングパスを多用して、最前線に当てて組み立てる形に。
この変化で徐々にゴール前でのチャンスが増えてくるが、
ラストパスが収まらず効果的なシュートまで行けずに前半を終了。
60分、清水は大前が飛び出したGK林に先んじてシュート、
無人のゴールに向かったボールは仙台守備陣が辛うじて間に合い同点ならず。
その直後、仙台は鎌田に2回目の警告で退場。赤嶺を下げて、守備固めを強いられる。
数的有利の清水はトップ下に瀬沼を投入、河井を右SBにコンバート。
左右から揺さぶりをかける清水の逆襲に仙台のピンチが続く。
そして70分、攻撃参加したヨンアピンのクロスを金が頭で合わせて、清水が同点に追いついた。
ウイルソンへのパスがつながらなくなった仙台は攻撃の糸口を失い、
さらに上本が空中戦で負傷して交代カードを使い切ってしまう。
押せ押せの清水は84分、大前のCKを中央で瀬沼がドンピシャのヘッドで仕留め、ついに逆転。
これで攻めるしかなくなった仙台はパワープレーに出るが、
92分に清水は金がセンターサークル付近からロングシュート。
ぐんぐん伸びたボールは前へ出ていたGKの指先をかすめて、ゴールイン。
この一発で仙台の息の根を止めた清水が、鮮やかな逆転勝利を飾った。
仙台はまたしても、鬼門日本平で勝利ならず。
先に勝って首位広島にプレッシャーをかけたかったが、痛い一敗となった。