みんなで少しずつ負担しあう関係性が大切だと思います。

 

今日は、所属している町内会の年次総会に出席してきました。

総会と言っても10人ちょっとの会合です。

 

役員のみなさんからは、

なり手不足や一部の方に負担がいっていること。

町内会費を支払わない人のゴミ分別がルール違反な場合、

なぜ自分たちが後片付けしなければならないのか?

行政からの広報や取組が不十分など、

なかなか激論の総会でした。

 

誰かを責めるような発言が続いたことから、

役員のみなさんも議事進行に困っていたので

私も助け船を出したのですが、なかなか難しいですね。

 

ただ、町内会・自治会への加入率は年々減少傾向であり、

運営される一部の方々に負担が行き

どこの自治体でも高齢化している実態があります。

すでに、無くなった町内会も存在します。

 

町内会・自治会は必要ない。

全部デジタル化すればいいというお声もありますが、

それでは昨今社会問題となった

みどりの窓口廃止の是非ではありませんが、

情報弱者の方々への配慮が足りない気がします。

 

また、私は危機管理施策についても議会で議論していますが、

少なくとも私が調査研究した阪神淡路大震災や

東日本大震災といった大規模災害時には、

行政の公助よりも近隣住民との共助の方が役に立ったという

データや検証結果が残っています。

 

いきなり町内会・自治会活動に参加しろといっても

ハードルが高い場合には、

お祭りなどレクレーションから参加していっても

いいのではないでしょうか。

 

いずれにしても、みんなで支え合う地域づくりは

地域包括ケアの観点からも大事にしたいと思います。