らんまん 27 | 翔潤大好き♡ちひろのきまぐれ妄想ブログ ~ときどき他CP~

翔潤大好き♡ちひろのきまぐれ妄想ブログ ~ときどき他CP~

主に翔潤の妄想小話を書いています♡(*´∀`*)人(*´∀`*)♡
翔潤だけでなく、3人ももちろん大好きなので全員を取り上げていますʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
その他にも嵐の番組や翔潤が取り上げられている雑誌などを、独自の視点からの愛で叫んでいるブログです(ノ´▽`)ノ♪

『これほど満月になる日が待ち遠しいと思った事はなかったように思う
毎夜、空を見上げてはこの日を今か今かと待っておったからな』
屋敷に着くなり、例の侍女にそう話しかけた

『中将様、お待ちしておりました
我が姫君におかれましても、中将様がお渡りになられるこの日を、今か今かと待っておられました』
『左様であったか!
では我々はやはり相思相愛という事だな』
『えぇ、それは間違いございません』
『で、そのぉ~
例の件
そっちはどうなっておる?』
『そちらもお約束どおりでございます』
『おおっ、それは誠か?!
いやぁこう言っちゃ何だが、実は半信半疑であった
まさか侍女からあのような提案がされるとは、思いもよらなかったものだからな』
『そう思われても致し方ないかと存じます
ある種、謀反と紙一重のようなものですからね
けど決してそのようなものではございません
"姫に幸せになって貰いたい"
その一心から出た提案でございます』
『もちろん分かっておる
しかし、そちのような侍女を持つ姫君は幸せじゃな』
『お褒めに預かり、ありがとうございます』
『で、肝心のあちらはどのような所まで。。』
『ふふっ、それはご自身の目でお確かめくださいませ
あっ、そうそう
当然の事ながら姫の"初めて"はもちろん残してございます
そちらは御安心ください』