前回の続き

 

 

 

サムネイル

佐藤実(主人公):確かに、定期預金より100倍も増えると言われたら、僕も学資保険に魅力を感じてしまうと思います。

 

 

サムネイル

実は、1ヶ月ほど前にこれまで母が僕のために手続きしてくれた定期預金54万円を解約しました。

 

 

サムネイル

利率がすごく悪過ぎて、定期預金の半分は10年近くも預けていましたが、解約した時の利益はたったの978円でした。

 

 

 

 

サムネイル

だから、学資保険が定期預金の100倍も増えるって言われたら、すごく儲かるものだと思って加入してしまうと感じました!!

 

 

田中稔:定期預金ではお金が全然増えない事実を経験した佐藤君には、学資保険がとても魅力的に感じても仕方のないことじゃな。

 
サムネイル

 

 

ただし、ここで紹介した返戻率は月利でも年利でもない!最大で18年間も積み立てた場合の返戻率なのじゃ💦

 
サムネイル

 

 

100万円を18年間預けて、満期になって戻ってくるお金が102万円や104万円と言われてもそこまで嬉しくはないと思う。

 
サムネイル

 

 

互いに低い利率同士のものを比べあっても、どんぐりの背比べにしかならないのじゃ。

 
サムネイル

 

 

そうではなくて、がん保険の件でも触れたつみたてNISAなどをして、お金を運用する選択肢があることもしっかりと分かっていなければならんぞ!!

 
サムネイル

 

 

また、契約者(主には両親どちらか)が死亡した場合や高度障害になった場合は、保険料の支払いが免除され、死亡給付金が支払われることもある。

 
サムネイル

 

 

死亡保険のブログでも紹介したようにそもそも遺族年金制度があるので、死亡保障は必ずしも皆んなが求めている訳でないが、学資保険とセットとして商品設計に組み込まれていることで、保険料が死亡保険の部分にも運用されているのじゃ。

 
サムネイル

 

 

次の記事では、実際に学資保険に加入している佐藤君の同僚の事例から学資保険の見直しについてさらに深くお伝えしたい。

 
サムネイル

 

次回に続く

 

 

 まとめ

 

  • 学資保険に加入する目的は、子どもの大学進学などまとまった教育費が必要となる時に備えるため
  • 学資保険には、祝金の有無によって商品の種類が異なる。祝金は子どもの小学校や中学・高校の入学や進学に合わせて支払われる。商品によっては「子どもの年齢が0〜2歳まで」などの加入制限がある。


 

 

 

 

美しく積み上げられた石垣

(2024.2月 photo by MINORU SATO)