前回の続き
では実際に、がん保険の保険料はどのくらいなのか?
計算してみようと思う。
今回も例の如く、会社員の夫(36歳)がA社のがん保険に加入したと仮定して保険料を計算したところ、保険料は4,448円/月だった。
以前の記事にあるように、男性のがん罹患率は55歳〜60歳にかけて上昇していくので、仮に36歳の男性が60歳になった時にがんになってしまったと仮定すると、それまでに支払う保険料は1,296,000円じゃ。
①毎月の保険料×②月数×③60歳までの年数
→4,500 円×12ヶ月×24年=1,296,000円
あくまで万が一の時の備えとなるのが保険ゆえに、診断一時金で100万円が受け取れて、治療や収入のサポートがあるとは言っても、加入後に60歳までがん保険を使うことがなければ、支払った保険料が約130万円になってしまう。
結果的に保険加入者は、支払ったお金の元が取れない。
次回に続く