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田中稔：さて、前回はおすすめの医療保険を2回にかけて話をしてきた。
今回からは、新たに【がん保険】、【学資保険】、【個人年金】をテーマに、生命保険の見直しをするための考え方をさらに伝えていきたいと思う。
佐藤実（主人公）：先日は、死亡保険と医療保険に関するたくさんの内容のお話をいただきありがとうございました。
まだ全てのお話が終わっていませんが、保険の奥深さにとても驚きました。
新たに教えていただく【がん保険】、【学資保険】、【個人年金】も頑張って学んでいこうと思います！！
ところで、田中さん。
今日僕らが来ている場所のお話も聞いて良いでしょうか？
うむ。
今回、我々が訪れているのは旧岩崎邸庭園じゃ。
ここは、文京区との区界にあり台東区の上野公園から徒歩数分の距離にある。
かつて三菱の３代目社長だった岩崎久彌氏の邸宅として、明治29年に建設された。
鹿鳴館などを手掛けた【日本の近代建築の父】と言われているジョサイア・コンドルが設計しており、天井から壁紙、床にかけて部屋ごとに異なる装飾が施されている。
洋館は、まるで欧米の城のような外観に加え、見る人に豪華絢爛なイメージを与え、財閥家としての当時の権力の大きさを感じることができる。
ただ内部の写真撮影は厳しく制限されているので、写真は全て外観のみとなるぞ。
まるで、外国に来たような雰囲気を感じることができる洋館
元は、ゲストハウスとして使われていた。
（2024.2月 photo by MINORU SATO）
まるで海外に来たような雰囲気を感じます！
館内を見学するのも非常に楽しみです！
今回も庭園内を移動しながら、話をしていくぞ。
まずは【がん保険】について考えてみようと思う。
年齢階級別がん罹患率の推移と男女別の診断率、死亡率とは？
公益財団法人がん研究振興財団が公表している【がんの統計2022】によれば、年齢階級別でがん罹患率の推移を見ることができる。
例えば、男性であれば55歳〜65歳に差し掛かるころに、罹患率が大きく上昇することがわかる。
女性の場合は、男性よりもさらに若い年齢から徐々にがんの罹患率が上昇している。
さらに、国立研究開発法人国立がん研究センターの調査では、日本人が一生のうちにがんと診断される確率と、日本人ががんで死亡する確率を男女別に公表しているのじゃ。
次回に続く