前回の続き
佐藤実(主人公):診断率と死亡率のデータから読み取れることは、将来的にがんと診断される確率が高くて、およそ日本人の2人に1人が、がんであると診断されていることがわかります。
がんは僕たちの身近な病気だと感じました。
がん保険は医療保険と何が違う?
がんを理由に入院すると、長期入院になってしまうように思うかもしれないが、医療保険の話でも触れた厚生労働省の令和2年患者調査で公表されている平均の入院日数:32.3日と比べて、がんの入院日数は意外と短いのだ。
・がんの部位別及び年齢階級別平均入院日数(出典:公益財団法人「生命保険文化センター」)
まとめ
- 年齢階級別がん罹患率では、男性は55歳〜65歳の間に罹患率が大きく上昇し、女性は35歳以降に徐々に罹患率が上昇する。
- 男女別のがんの診断率と死亡率では、およそ2人に1人ががんの診断を受ける一方で、死亡率はおよそ4人または5人に1人程度の割合に低下している。がん=すぐに亡くなる訳ではない。
- がんの入院日数は、厚生労働省の令和2年患者調査で公表されている平均の入院日数:32.3日と比べても意外と短い。
庭園入口にて
(2024.2月 photo by MINORU SATO)
次回に続く