田中稔:それでは、佐藤君、生命保険の見直しについて伝える前に、聞きたいのだが、一体どれだけの割合で日本人が生命保険に加入しているかを知っているかね?
佐藤実(主人公):割合ですか?
そんなこと考えたこともありませんが、大体2人に1人くらいの割合で加入しているのではないでしょうか?
ふむふむ、つまり5割の日本人が生命保険に加入していると思うのじゃのう。
8割以上!?
そんなに多くの人が生命保険に加入しているのですか?

(出典:公益財団法人「生命保険文化センター」)
意外な事実であり、さらにここで注目したいのは、40代の加入率が最も高く、20〜30代にかけて加入率が一気に上昇している点じゃ!
これは、家庭を持ち、子どもが生まれたことで、家族の生活を守るために加入者自身に万が一のことが起きた際の備えとして生命保険に加入していることが想像できる。
では、なぜ、多くの人が生命保険に加入したいと思うのだろうか?
それは、やっぱり生命保険に入ると安心だからじゃないですか?
周りのみんなが加入していたら、同じように僕も加入したいと思います。
おおまかに言えば、君の考え方も正しいかもしれないが、多くの人の意見を見ると、大きな病気や怪我をした際の入院費や手術費に多額のお金がかかると心配していることと、自身に万が一のことが起きた際に、残された家族の生活を保障するために生命保険に加入するケースが考えられるようじゃ。


(出典:生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」/2021年度①)
生命保険は日本人の生活に身近に存在していることが段々とわかってくるはずじゃ。
これはやっぱり、1世帯に2件くらいではないでしょうか?
僕らの生活に根差しているのであれば、2件くらい加入していれば安心だと思いました!
日本庭園にあった小川のせせらぎ
(2024.1月 photo by MINORU SATO)
次回に続く