【第118話】東京都庭園美術館で師匠からの教えが始まる④

前回の続き

田中稔：君の言いたいことはよくわかる。

私も創業者として、株式会社アシストで働く社員たちの給料が少ないことに危機感を感じている。

給料の少なさに苦しむのは、何も佐藤君だけではないだろう。

人によっては、子どもの教育費、生活費、学び、趣味、旅行、住宅や車のローンなどの返済もあり、簡単に余裕資金を捻出することができないと思う。

そこで、君の苦しい現状を好転させるために、私が提案したいのは、現在加入している生命保険の見直しを行うことだ。

佐藤実（主人公）：生命保険の見直しですか？

そうじゃ。

生命保険の見直しを行えば、家計の負担を減らし余裕資金を生み出すことが必ずできる！

日本の保険には素晴らしいものもあるが、世の中に数ある保険から自分自身にピッタリな保険に加入できている人は多くはないと思うぞ。

これから君に伝える代表的な生命保険の特徴やそれらを十分に補うことができる日本の公的制度を理解すれば、本当に必要な分だけに保険を見直すことの重要性を理解できるはずじゃ。

本当に保険を見直すだけで、苦しい生活が変わるだけのお金を捻出することができるのでしょうか？

佐藤君が疑問に思う気持ちもわかる。

例えば、２人以上の世帯が1年間に支払っている保険料の平均額は37.1万円にもなるのじゃが（出典：公益財団法人　生命保険文化センター）、それを仮に半分減らすことができたらどう思うかね？

ごく・・18.5万円も・・・使えるお金がもらえる！！

それならウエスティンホテル横浜に３泊以上泊れるし、使いすぎたクレジットカードの支払いにも充てることができます。

次回に続く

まとめ