前回の続き

 

こうして僕は、少しずつ

行動する習慣を身につけるために、

休みの日に東京や横浜などに

出かけるようになりました。

 

もちろん、

貧困リーマンの僕には

自由に使えるお金なんて

ほとんどないから(泣)

一人で出かける時は

妻に頼み、水筒と

おにぎり持参で出かけ、

昼食代を節約しています。

 

特に移動するときに

必要な交通費を捻出

しなければなりません。

 

定期券を持っているわけ

ではないから、電車に乗って

東京や横浜に行けば、

1日2,000円とか3,000円も

交通費が必要になります。

 

これを毎週続けると、

1ヶ月で1万円以上の

交通費が必要になります。

 

事情があって、自宅から

食事を持っていけない時は、

朝ごはんをいつもより

多く食べて、昼食を

抜くこともあります。

 

正直、昼食抜きは辛いですが、

それくらいしないと生活を

維持することが難しいのです(涙)

 

一方で、ありがたいことに

東京とか横浜は、駅同士の距離が

そこまで離れていない場所もあるので、

電車代を節約するために、

歩ける距離ならば目的地の

最寄り駅の少し手前で降りて、

歩いて移動しています。

 

ほんのわずかな節約ですが、

今の僕にとっては必要なことなのです。

 

なぜなら、今は

お金がない中でも行動

続けなければならない

からです。

 

それは例えるなら、売れない

若手芸人が家賃の安いアパートで

共同生活をしながら、

下積み生活を送り、いつか

夢を掴むような気持ちです。

 

少しずつですが日々の生活にも

変化が現れてきました。

 

以前の僕は、休みの日になると

必ずと言って良いほどに

テレビばかり見ていました。

 

でも今となっては、

テレビを見ることは

なくなりました。

 

すると、最近気付いて驚いたことは、

会社の同僚たちと世間話をしても

段々と話が噛み合わなくなってきたのです。

 

同僚たちから、

  • 「昨日の〇〇っていうバラエティ番組見た?」
  • 「おすすめのドラマは何?」

と聞かれても、

テレビを見ていない僕は、

同僚たちの話についていく

ことができません💦

 

まさに、浦島太郎状態です。

初めはテレビを見ない生活を

していることを同僚たちに

話すことが憚られました。

 

なぜなら、テレビを見ないこと伝えると、

  • 「テレビを見ないで他に何をしているの?」
  • 「他に楽しみがあるの?」
  • 「テレビを見ないなんて、人生を損しているね。」
  • 「テレビのニュースも見ないで世の中のことがわかるの?」

と言われたことがあったからです。

 

でも今は、テレビを見ないことに

対して同僚たちから

何を言われても全く気にしません。

 

テレビを見ない生活を続けたことで、

テレビを見ている時間が

自分の中で非常に

もったいないと

気付いたからです。

 

 

次回に続く

 

 

浅草文化観光センターの屋上から

見えた浅草寺と仲見世通り

(2023.12月 photo by MINORU SATO)