1.声優が「フォトエッセイ」を作る企画を立ててみたら
みなさんこんにちは、声優の一木千洋です。
今回、「30歳を記念してフォトエッセイを作ろう!」という企画を立ち上げました。
声優なのになんでフォトエッセイなの?
と思う方もいらっしゃるかもしれないので、これから、そのことについてお話しさせていただきます。
ぜひ、最後まで読んでください。
声優というお仕事は、とても夢のある仕事です。
キャラクターに声を当てたり、番組やCMのナレーションをしたりする他にも、ラジオ番組、劇団の運営、舞台、朗読、ライブ…など、本当にいろんな活動をしています。
たくさん出演しているわけではないけれど、わたし自身もかかわらせていただいている作品や番組があったり、生放送の番組をやらせていただいたりしていて、感謝ばっかりです。
そんなわたしがこうして活動できるのは、応援してくれているファンのみんなの存在があったからこそだと思います。
声優は、人気商売ではないと思っています。
作品の中で決められた尺の中でキャラクターを表現する芝居をしたり、
番組を見ている方に届けるためのナレーションを読んだりと、
「職人」としての仕事が主だと感じています。
なので、こんなに応援していただいている状況に、
はじめはすごく戸惑いました。
声優としてはぱっとしないけれど、
ファンの方々にこんなに応援してもらっていいのだろうか?
でも、わたしがここまでやってこれたのは、ファンがいてくれたからというの事実に変わりはありません。
ファンの方々の応援があって生放送も続けられたし、
生放送内のイベントで50万ポイント(50万円に相当します)を達成させてくれました。
今回のフォトエッセイの企画もすごくすごく盛り上げてくれています。
わたしは、万人に知られているような声優ではありません。
なので、自分で自分を売るしかありません。
それなら、自分で自分の魅力のつまったものを作ってみんなに届けるしかないんじゃないか、と考えました。
こんなことをいうのは恥ずかしいことなのかもしれないけど、
何もしないよりも、何か行動を起こすほうが全然いいです。
なぜフォトエッセイなのか?
「声」届けてもいいんじゃないか、と思う方もいらっしゃると思います。
声は事務所との契約もあり、
届けるのに時間がかかってしまいます。
自分の思いを言葉にできて、
わたしのことが一番みんなに伝わるものは、
「本」なんじゃないかなと思います。
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【一木千洋初のフォトエッセイ制作プロジェクト】