歌舞伎座は相変わらず素敵だった
みなさんこんにちは!
先日、ツイッターやインスタグラムでもアップしたのですが、歌舞伎を観に行ってきました!
今月の第二部の演目は、「らくだ」と「蘭平物狂(らんぺいものぐるい)」
「らくだ」は大坂が舞台です。上方落語の名作を題材にしています。
とある裏長屋。「らくだ」と呼ばれた宇之助が、ふぐの毒に当たって急死します。通夜をしようと、兄貴分のやたけたの熊五郎は、紙屑屋の久六を脅して、家主のところへ無心に行かせます。要求を断られた久六に、熊五郎は一計をめぐらし…。
気の弱い久六と遊び人の熊五郎の立場が変化していくユニークな世話狂言です。
世話物(せわもの)というジャンルなのですが、主に、江戸時代の町人社会に取材し、義理・人情・恋愛や種々の葛藤(かっとう)を主題としたものを言います。町人社会を描いているので身近に感じるし、言葉も現代語に近くて分かりやすくて楽しめるな、と思っています。
今回の「らくだ」は、らくだ役の役者さんの芝居が本当にコミカルで(死体なのにコミカル…)、ブラックジョークが効いていて大爆笑でした!あと、驚いたのが、久六を演じていた市川中車さん。始めて聞くお名前で、はて、でもチラシの顔に見覚えがあるような…と思っていたら、俳優の香川照之さんでした!!歌舞伎の舞台にも立たれるようになったんだ!見れて良かったー!と思いました!
「蘭平物狂」は、後半の20分に及ぶ大立ち廻りが見どころ!立ち廻りというのは、芝居で演じる乱闘・斬り合いの場面のこと。とにかくかっこよくて、息を飲むようなスリリングな演出とド派手さで魅了されてしまいました…!
久々の観劇でしたが、とても楽しい演目で大興奮でした…!
「歌舞伎を観たいけど敷居が高いよう」と思われている方も多いと思うのですが、わたしも全然初心者で歌舞伎を観ています!
言葉やストーリーが分からない、楽しめない…という方は、イヤホンガイドという解説をしてくれる機会が売っているので(700円です)、それを聞きながら観ると、楽しくみれるんじゃないかな?と思います(*^_^*)おすすめですー!