出光美術館 「江戸の琳派芸術」
今日から私が気になる展示を紹介していく記事が続きます!
今日は第1回!
紹介したいのはこれ!
出光美術館「江戸の琳派芸術」
琳派は、「りんぱ」と読みます。
展覧会ページ
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専門的なことは美術館の解説や専門家の方に任せて、
素人目線でおすすめしていきたいと思います!
琳派の作品の見ていて楽しいところは、
屏風がきれい!なところです!!
背景の金色がとても綺麗で、華やかな気分になります!
これは、尾形光琳の「紅白梅図屏風」
以前MOA美術館で撮影したものです。
金色がとても素敵です。
琳派の特徴をこの屏風でお話するなら、まん中の川。
中にS字の模様があるのですが、これは「光琳波」と言われるデザインなんです。
根津美術館にある「燕子花図」も、よく見ると同じ形をしたカキツバタがたくさん描かれているデザインになっています。
琳派の特徴のひとつ
「デザイン」
あと、わたしが好きなのは、画面の空間の使い方。
びっしり描きこまれている、というよりは、どこか空間が空いていて、
リズム感があるように感じます。
その空間作りが絶妙!というか、見ていて飽きないです!!!
尾形光琳の作品を例にお話してしまいましたが、
今回の展示は、光琳よりもあとの時代の絵師・酒井抱一(さかいほういつ)と、鈴木其一(すずききいつ)を中心とした展示になっています。
私は、ふたりが描く植物の感じがとても好きで、ずっと作品の前に立って眺めていたくなるくらい、とにかく美しいです。
酒井抱一の「十二ヶ月花鳥図貼付屏風」のポストカード。以前の展示で購入しました(❁´ω`❁)
酒井抱一も鈴木其一も、こんなにどどーんとスポットが当たることって、もしかしたら少ないのでは…?と思っています。
出光美術館が江戸琳派を取り上げるのは、どうやら16年ぶりだそうです!!!
この機会、逃せません!!!
展示の始まりは9月16日(土)~です!