これまでの私~田舎者が東京へ~[大学生] | 一木千洋 オフィシャルブログ Powered by Ameba

これまでの私~田舎者が東京へ~[大学生]

みなさん、こんにちは!
いっきです!



さあ、いよいよこの「これまでの私」も、とうとう大学生まできました!!
読んでくれてありがとう!!
どんどん書いていきたいと思います!!




●大学一年生●


たしか、三月のギリギリに引っ越した気がします。
お部屋の間取り、家具など、わたしと相談はしますが、
大体がお父さんプロデュース!
引っ越す予定の部屋の図面まで作ってレイアウトを考えてくれました!!


そして、大学の入学式のために東京に来ていたお母さんが静岡に帰る時、
玄関で二人で泣きました…!わたしたちはさみしんぼなんです。


東京初めての部屋
東京に引っ越して初めて住んだ部屋です




さらに、四月十六日。
一人で迎えた誕生日。
パソコンにメールが来ました。
そこには、誕生日のメッセージとともに、
わたしの誕生日ケーキを食べている、
お父さん、お母さん、妹、ひいおばあちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんの写真が!!
また号泣です。すっごく嬉しかったし、わたしはさみしんぼなんです。





大学では、部活やサークルの新歓期間というものがあり、
オリエンテーションに来ている一年生を先輩たちが勧誘していました。
そんな沢山の部活があるなかで、「国劇部」という名前を聞いただけでは
何をするのかよくわからない部活に、二回も勧誘されたのです。


これも何かの縁…と思い、話を聞いてみると、六十年以上も歴史のある部で、
歌舞伎を実際に演じるらしい…!!
演劇部、合唱部、ダンス部、他にもいろいろ検討しましたが、
「歌舞伎を女の子ができるなんて、人生でもあるかないかだ!」
と入部を決意…!
この部活に入っていなかったら、歌舞伎を好きになることはなかったんじゃないか、
古典芸能に興味を持つのは、もっともっと遅かったかもしれない、と思います。


部活は週に二回あって、いつも浴衣を着て稽古をしていたので、
ここで浴衣の着付けはここでマスターしました♪


歌舞伎2(大学1年)
初めての歌舞伎公演、役は腰元です

歌舞伎3(大学1年)
カツラをつける前はこんな感じ




そして、初めての大学の授業、初めての居眠り…
わたし、居眠りする時の船の漕ぎ方が尋常じゃないくらい
激しいんです…!!
本当に…!!友達に指摘されるくらいひどくて
居眠りは向いていないんだとわかりました…。


そして、声優の養成所に行くための資金を貯めなければならない!
というわけで、バイトも始めました。
初めてのバイトは喫茶店!


●大学二年生●


いよいよ大学二年生!
ここでわたしの人生の転機が訪れます…!
例の国劇部、部室には歌舞伎関連の物のほかに、
スーパーファミコンからPS3まで、あらゆるゲームが揃っていたのです。
そしてこの中で、同期たちが夢中でやっていたのが『龍が如く3』!
みんなが楽しそうにやっているのを見て、
キャラクターやストーリーにも引き込まれ、
だんだん楽しくなっていったんです。


そんな矢先に発見した龍が如く4』キャバクラ嬢役オーディション。
一般公募していて、声優ができる、ということに惹かれて、
オーディションを受けました…!



このブログも、龍が如くのオーディションがきっかけで
始めたんです。なので…五年目!!感慨深いです。



『龍が如く4』が、わたしの初めての声優のお仕事です。
こんなにすごい作品でデビューできて、本当に嬉しかったです。
そして、並行して養成所にも入り、お芝居の勉強を始めました。



●大学三年生●

三年生になれば、就活が始まります。
わたしはといえば、声優のお仕事がしたくて、
とにかくオーディションを探していました。



そんな中発見したのが、
文化放送さんの『智一・美樹のラジオビッグバン』のアシスタントオーディション。
ドキドキしながら写真を撮りに行って、志望動機を書いたことを覚えてます…!



三年生の終わりが近づいてきて、
自分を試す意味でも、事務所を決めるという意味でも、
声優アワード 新人発掘オーディション」を受けようと決めます。
結果、現在ジュニア所属をさせてもらっている青二プロダクションに
お世話になることが決まりました。



●大学四年生●


声優アワードを受けて、青二プロダクションにそのまま入ったわけではなく、
大学四年の一年間は、大学と青二塾、並行して通うことになりました。
週五で塾に行き、ゼミを受けに大学へ…。


ビビりなわたしは、大学の単位を落とすのが怖くて、
四年生になった時点で受けなければならない授業は、
ゼミだけになっていました。


しかし、大学の卒業には、
卒業論文(二万字)、卒業テスト、面接と受けなければなりません。
週五で塾に通い、秋口からは塾の卒業公演のための稽古で
大学に行けなくなってしまう…。
卒業公演の稽古が本格化する前に卒論を書きあげる必要がありました…!



わたしは、論文を書くことが苦手です。
本当に、卒論は泣きそうでした。
データが消えるのが怖いから、自分のPC、USBへ保存、
それでも怖いから大学の自分のメールアドレスに卒論を送っていました。
結局一回も消えませんでしたが、二万字を書き切った時の変な鳥肌と、
興奮して息が止まったのと「本当にもう書かなくていいのか…」という
よくわからない混乱をしていました(笑)


無事、書きあげた卒論を提出し、
しかるべき日にテスト、面接を受け、
塾では卒業公演、オーディションを受け、
三月に、大学と塾と二回も卒業式に出させていただきました。
何だか不思議な気持ちがしたけど、やり切った気持ちでいっぱいでした。

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大学の卒業しきで着た袴です☻