理科を好きにさせちゃうダンゴムシ先生、

 

 

佐藤ちひろです。

 

 

自己紹介はこちら。

 

 

 

昨日はカブトムシの幼虫をたくさん捕まえたわけですが。

 





よく聞かれることなので、記事としてまとめておきたいと思います。

 

 




 

【カブトムシの幼虫の育て方】

 

☆用意するもの

・蓋つきの容器(切ったペットボトルでもok)

・腐葉土

・霧吹き

 







☆育て方

・蓋つきの容器に腐葉土を敷き詰める

・カブトムシの幼虫を入れる

・土の表面が乾いたら霧吹きで水をかける

・腐葉土がフンだらけになったら入れ替える

 

 



 

という感じなんですが。

 

この時期(5~6月)のカブトムシの幼虫は、

 

すでに少し茶色くなり始めているものもいて、

 

もうすぐさなぎになるので土を入れ替える必要はあまりありません。

 

それよりも、

 

さなぎになる時に自分でお部屋を作るので、

 

そのお部屋を崩さないよう、なるべくそっとしておいてあげることが大事です。

 

 

 

 

また、特にオスの場合、大きな角がまっすぐに育つだけの空間が必要なため、

 

少し深めに(10cmくらい)土を入れてあげましょう。

 

 

 

 

卵から孵化させて育てる場合は、

 

腐葉土が幼虫の住処でありエサでもあるので、

 

フンだらけになったり、水分でべたべたになったりすることがあります。

 

そのため、定期的に観察してお手入れしてあげる必要があります。

 

(それがめんどくさいので私は育てません。笑)

 

 

 

 

飼育容器は、完全に密閉してしまうと酸素が足りなくなることがあるので、

 

多少すき間が空いている方がいいでしょう。

 

(衣装ケースなら蓋に穴をあけたり。)

 

 

逆に蓋がないと、乾燥しすぎたり、幼虫が脱走したりすることがあります。

 

 

また、サランラップ程度だと、

 

成虫になった時に突き破って飛んでいくことがあるのでご注意ください。

 

 

 

 

 

成虫になってからは、土はそんなにたくさんはいりません。

 

容器の底に少し敷いてある程度で大丈夫。

 

カブトムシのフンだらけになった土は栄養価のあるいい土ですので、

 

家庭菜園などに使うのもいいでしょう。

 

 

 

カブトムシの成虫のえさは、昆虫ゼリーが一番無難なようです。

 

自然の中にいるカブトムシは主食が樹液ですしね。

 

 

逆に、スイカ、メロン、キュウリなど、水分の多い野菜や果物は避けた方がいいようです。

 

(リンゴ、バナナはまだセーフ)

 

 

 

ちなみに。

 

カブトムシは成虫になると、体が硬い殻で覆われるため、それ以上大きくなることができません。

 

そのため、幼虫の時にどれだけいいエサを食べ、どれだけ大きくなれるかが、

 

大人になった時の体の大きさにつながります。

 

 

(人間は皮膚が柔らかいので常に大きくなれますね。

 

カブトムシのように硬い殻をもつ生き物は『外骨格(がいこっかく)』、

 

人間のように体の中心部に硬い部分をもつ生き物は『内骨格(ないこっかく)』といいます。)

 

 

 

 

わたしの実家、はるきちオーガニックファームで育つカブトムシは、

 

栄養たっぷりのおがくずを食べて育つので、

 

まるまると大きな体になります。

 

 

 

 

我が家でも今年は2匹育てています。

 

成虫になるのが楽しみです♪

 

 

 

 

 

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