時は昭和。赤場帝一は「総理大臣になり自分の国を作る」という人生の目的と野望のため、全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門海帝高校生徒会長になる事を決心した。政財界に強力なコネを持ち、海帝高校で生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。「ライバルを全員蹴落として、必ずここでトップに立つ…そのためならなんでもする…どんな汚いことでも…。2年後の生徒会長選挙で優位に立つには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。戦いはもう始まっている。」。(Wikipediaより)


やっと観ました。

漫画が原作ということですが、相変わらず未読。


未読ですが大満足ですラブラブラブ


それぞれの超個性的なキャラクターがキチンと表現されていて、テンション高いままストーリーが進むけど疲れないし、むしろ楽しいです。


その濃いキャラクターたち↓



主役やってるイケメン俳優さんたちがズラリ揃ってます。

志尊淳くんと千葉雄大くんって私的にかわいいキャラでカブッてるけど映画ではどうなってるんだろう?と思ってました。 

でもかわいいキャラは志尊くんが一手に引き受け、千葉くんは物静かだけど戦略家の天才・億人くんになってました。


やっぱりかわいいけどラブ



あと、菊間役の野村周平くん。

菊間は帝一(菅田将暉)のライバル。
性格が激悪く、かっこよくもありません。

今回はパッツン前髪&メガネで普段のかっこよさを封印しています。




さて、この映画。


腐目線以外でどう観ればよいのでしょう?



まず帝一と光明。


光明は帝一の親友ってなってますが、映画観てると圧倒的に嫁。


常に先を読んでる帝一のさらに先を読み立ち回る嫁・光明。

帝一も親友にしては距離が近いような気がします。

帝一の彼女・美美子に「帝一と別れたのー?」とニコニコしながら言うシーンもあり、本気で帝一のこと好きなんじゃないか?とすら思ってしまいます。

ビジュアルがかわいいだけじゃなく盗聴器も作れて役に立つ。


帝一が主人公なら、猫好きでにゃんにゃん言ってる光明はこの映画のヒロインです。


他にもローランド&駒とかブロマンスなカップルもいますが。

これだけたくさんのイケメンが絡み合ってストーリーが進んでいくので色んなカップリングを妄想できる、という腐った主腐には別の楽しみ方がありますねチュー

私は爽やか弾&帝一がいいなーハート



この映画、忠誠心を表すために皆よく膝をつくんだ。


ローランドなんて靴舐めてましたよ。

このビジュアルで。

たまんないわー爆笑

有閑倶楽部のグランマニエみたいなキャラかと思ったら、けっこう男くさかったです。



このシーンも後ろ姿はわざわざ法被の裾をまくってフンドシしたお尻が拝めるという。
海帝高校学園祭行きたいです。


帝一の父親役が吉田鋼太郎さんでした。

父子のシーンはアドリブも多いんじゃないかな?
会話やリアクションがすごくおもしろかったです。



元々穏やかな性格だった帝一はピアノをひくことが大好きでした。

でも父親はピアノを禁止し、アクシデントでピアノに頭を打ってしまってから帝一の中で何かが変わってしまいます。


なぜ帝一が総理大臣に強くこだわるのか。

それは自分の国を創って思う存分ピアノをひきたいから。

収賄で逮捕された父親に打ち明ける帝一にウルッときてしまいました。

それだけ抑圧されてたんだなと思うと、かわいそうな気がしてきました。

そして純粋な子なんだな、と。



最後のオチ観るとまた印象変わっちゃうけど(笑)



この前まで「dele」を観てました。

人の気持ちに寄り添うことのできる優しい青年役でしたが、こちらは自分の目的のために猪突猛進。



それぞれ菅田将暉くんに役がピッタリはまってるところが素晴らしいです。