昨日の記事とても多くの方がみてくださったみたいで、きっと同じような境遇の方もいらっしゃったのだと思います。
看護師として少しでも多くの方の力になれたらと思い今日もこのブログを書いています。
昨日急にお母さんのことを書いたのにはわけがあります。
昨日の記事は遠い記憶の高校とかのことかいたんですけど、今日はその後の話をしようかなと思います。
母の乳がんは治療をして、乳房切除をしました。女性にとって乳房をとるというのはかなりつらかったと思います。乳房をとってから再建をしてもらったといっていました。
がんを克服してからは、母は普通に仕事をして楽しく生活していたと思います。お酒もかなり好きなので飲みに行ったりと生活をしていました。
二年前までは。
二年前の夏私は看護学校の実習前でした。鮮明に覚えていて、成人看護学実習の急性期の実習の前でした。
母から、がんが再発したと連絡が入りました。しかも、乳がんではなく子宮体癌でした。
当初は、病院の主治医から子宮体癌のステージⅠと告げられていて外科的治療をすると伝えられていました。
もちろん手術の日付き添いました。そして術後説明で、
『当初ペット検査などの所見からステージⅠと説明していましたが、手術をしたら、かなり浸潤していました。ステージⅣだと思われます。』
私はかなり衝撃を受けました。今目の前に実習で受け持つような患者さんが私の母なのだと。なぜ母がこうなってしまったのかと、本当につらい宣告でした。そのときの実習ほどつらいものはなかったし、受け持ち患者さんは乳がんの方でオペ予定の方だったこともありかなり感情的だっただろうなと今では思います。
泣いてました。実習に行く車の中で、実習中も泣きそうになるのをこらえていました。
つづく