福生羽村倫理法人会でのスペシャルイブニングセミナー・モーニングセミナーでの講演は、共にご盛況頂き、無事務めさせて頂きました。


倫理の根源とは宇宙創成の根源に極まると私は思っています。
倫理の実践とは、宇宙の恒久哲理に則り、まずは枝葉にあたる各々の家庭に於いて、それぞれの父母、先祖と繋がる事を努め、実践する事により、それらの支流がやがては、日本民族全ての総氏神が天照大神に集約される如く、宇宙恒久原理を突き詰めて築かれた我が国の國體、つまりは本流へと繋がり、各々の魂を更に昇華していけるものと思っています。
この実践こそが、我々が天から与えられた使命、即ち天命であり、我々が有難く生かされているのは天命に従っているからこそなのです。
天命に則して実践を行えば、心身が整い、健康を保つ事にも繋がります。
その意味では、天命に生きるとは、我々の命の根源を生きるという事とも言えましょう。
今回はそういった事の具体的事例を、私自身の経験を通して皆様にお伝えさせて頂き、各家庭に於ける実践の大切さをお話しさせて頂きました。



懇親会では、楠公父子の桜井の訣別を歌う唱歌『青葉繁れる桜井の』を皆様と共に歌う事ができ、その場が一体となれた事に、感激もひとしおでした。


形而下の事象に囚われ、神州の民でありながら神と繋がる観念を忘れてしまった日本人が跋扈する昨今にあり、倫理法人会の皆様は、本来日本民族が保持していた神観念を護持されていて、とても尊く温かいお心の持ち主でいらっしゃいました。
そんな皆様との交流も頂き、私自身、実り多きひと時となり感動の覚めぬ思いです。




会場の石川酒造さんは、文久3年(1863)創業の歴史を誇る酒元で、蔵や門は国の登録有形文化財に指定されており、非常に趣きと風情ある素晴らしいロケーションでした。


この度、素敵なご縁と機会を賜りました福生羽村倫理法人会の村山会長様に、ご縁をお繋ぎくださった楠公研究会賛助会員の守谷様、遠路お越しくださった同じく楠公研究会賛助会員の佐伯様、福生羽村始めとした倫理法人会会員の皆様へ、心より厚く深謝御礼を申し上げます。