この度、楠公顕彰の大家でいらっしゃる故・平泉澄博士(東京帝国大学教授、平泉寺白山神社第4代宮司、人間魚雷「回天」考案者の黒木博司少佐の師)が主宰で立ち上げられた一般財団法人日本学協会発行の『日本』9月号の「新刊紹介」欄で、日本文化大学名誉教授・堀井純二先生による拙著『建武中興と楠木正成の真実』についての、大変ご丁重なるご書評を掲載頂きました。
『日本』の書評の中では「建武中興と楠公について、解り易く、人々に語り掛けられたものであり、多くの人が手に持ち、日本について考える縁として頂きたい書である」との有難いご薦言を頂きました。
実は、堀井先生が著された『建武の中興〜理想に殉じた人々』は、私が初めて読んだ、戦後自虐史観にまみれていない、真っ当な学術書でした。
堀井先生の本を読み、初めて先祖・楠木正成を誇りに思う事ができたのです。
戦後史観によって歪められた先祖の真実の姿を後世に残さねばならない、と先祖顕彰の必要性を感じ、私の活動の第一歩へと押し出してくださった存在こそ、今回、ご書評を賜った堀井先生だったのです。
堀井先生の本を読み開眼した私が、更に本を出させて頂き、先祖の真実の姿を、拙いながらも後世に残させて頂く事ができた、このご縁の輪廻の奇跡を感じた出来事でした。
堀井名誉教授も絶賛くださった拙著『建武中興と楠木正成の真実』、まだお手にとっていらっしゃらない方がおられましたら、是非、この機会に、お読み頂き、又は、ご友人様ご知人様にお薦め頂けますれば幸甚に存じます。
今後共、楠公顕彰の為、尚一層の精進をして参ります。
引き続き、ご指導ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。