島根県松江市にある学校法人淞南学園(松江日本大学高等学校、現・学校法人淞南学園 立正大学淞南高等学校)へ。

楠公研究会に多大なご理解ご声援を賜っている須藤様にご案内頂いた。

須藤様はこちらで教鞭を採り、多くの逸材を育て世に送り出された。

この淞南学園の創始者こそ、ポツダム宣言受諾後間もない昭和20年8月24日、徹底抗戦を唱え松江騒擾事件を主導された岡崎功氏である。

神國日本の存続に命を懸けたまさに憂国の国士であるが、昨今の戦後史観のため、岡崎功氏に関して虚偽の情報ばかりで溢れている。

岡崎功氏について、とても忠実にその姿を著していらっしゃるのが國體護持塾・南出喜久治先生の記事であったので、ここにご紹介させて頂く↓

 

 

 

憂国の国士・岡崎氏の傍で教員として、岡崎氏の教えを間近にお受けになられ、その教えを以て学生達を育て上げられたのが須藤様だ。

 

尊い理念を掲げ、淞南学園は神魂神社のすぐ隣に創設された。

神魂神社の鎮座する地「大庭」は、古くからたたら製鉄が盛んに行われてきた地であり、出雲大社ともゆかりの深い地である。

現在、私が執筆中の論文でまだ未発表であるのでまだ詳しくお伝えできないが、大庭で培われたたたら技術は、後に不破の関周辺でのたたら技術の敷衍にも大きく影響を与えたことが分かっている。

岡崎氏がこの地を選ばれた理由も重々理解できた。

 

この学舎から多くの赤誠の志士達が巣立っていった。

授業では教育勅語についてもしっかり教えられたという。

戦後は教育勅語をやたらと批判する人々がいるが、私には教育勅語のどこに批判できる所があるのか全く理解できない。

親を、連れ合いを、友達を大切にし仲良くして、勉強や仕事を頑張り、いざ国家国民が外敵による危険に晒されそうになった時には、みんなの為に戦いましょう!という、極めて当たり前の道徳を謳ったもの。

何より凄いのは、明治天皇ご自身を以て自分も国民と同じくこの徳目に努めるので、国民の皆さんもぜひ頑張って頂きたい、と切に願っておられるところ。

ほとんどの国の君主は民への命令である中、日本だけは違う。

これほど尊いまでに慎ましい君主は日本以外には存在し得ないだろう。

これこそが天皇という天からのご神徳を受けられた何よりの証明である。

 

戦後77年経った今も尚、占領憲法を糺す事ができずにいる我々日本人が誠に情けなく、國體命を懸けて護持し繋いできてこられた先人に対して、力及ばずである事に自責の念を感じてならない。

道は険しい。

しかし、私は日本人。

この国を絶対に見捨てる事はできない。

 

本日は明治節。

この言葉がGHQによって封じられて久しい。

いつまで日本人は占領国の民に甘んじ続けるのか。

このままでは絶対に見過ごせない。

真の日本を取り戻すため、引き続き、尚一層の精進を誓った。